銀行はなぜ3時まで? | 経理の実務と心得、ときどき事務ノウハウ。

銀行はなぜ3時まで?

疲れさまです!

銀行の営業時間、一部を除いてだいたい午前9時から午後3時までですね。普通の会社は5~7時まで営業していることを考えると楽だな~ と思ったことはありませんか?
実は・・・学生の頃はそう思ってました。

銀行には、「銀行法施行規則」というルールがあります。
その中に、営業時間は午前9時から午後3時までとする、と定められているのです。(営業時間を延ばすことも可能、というのも付け加えられています)


では、業務は楽かというと そうではありません。

銀行は日々決算、いわゆる1日ごとに集計をしてまとめます。
まさしく「現金」を扱う商売なので1円たりとも間違えていけない。1円でもあわなければ帰れない、なんてこともあります。


以前、私の会社で保証金の引落額が下2桁が89円だったのが98円で引落しされていました。9円のためにわざわざ報告するのも面倒だな~、と思ってほかっておいたらたまたまその担当者から違う用件で電話がありました。
そのときに、そのことをお話ししたところ、「実はあわなくて困っていたんですよ~。ありがとうございました!」と言われました。
6時半くらいでしたね。

通帳には、間違った数字がいったん入金され(これで相殺)、正しい金額が引き落とされていました。6時半過ぎても自分の銀行だから資金移動可能なんだな~と思ったりもしました。