【睡眠】直ぐ出来る!女性ホルモンバランスを整える対処法
女性ホルモンにまつわるこれまでの記事★更年期のホットフラッシュや動悸、息切れはなぜ起こる?★直ぐ出来る!【食事】女性ホルモンを整える対処法★直ぐ出来る!【運動】女性ホルモンを整える対処法いつもお読み頂きありがとうございます今日から直ぐに実践出来る女性ホルモンバランスを整えるための対処法をご紹介致しますまずは改善しやすい生活習慣から女性ホルモンバランスを整えるための基本は食事・運動・睡眠です。これらの生活習慣を正すことで、乱れた女性ホルモンのバランスは整ってきます本日は睡眠について書かせて頂きますね睡眠と女性ホルモンとの関係女性ホルモンは、眠気の抑制や促進など睡眠中枢にも、大きな影響を及ぼしています。生理が終わってからの約2週間はエストロゲンがたくさん分泌されるため、体調も安定し快適な睡眠を得やすい時期です。その後排卵を迎えると、プロゲステロンがたくさん分泌される黄体期は、基礎体温が0.5〜1度上がります。私たちの身体は体温が急激に下がるときに眠くなるため、体温が上がりっぱなしになる黄体期は、睡眠の質が低下しやすいです。しかもプロゲステロンには体を休ませようとする作用があるので、その結果、日中の眠気が強くなりやすく、眠いのに夜は熟睡できないというように、睡眠のリズムが狂いやすいのです。睡眠が不足すると脳の視床下部が上手く働かなくなり、女性ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。女性ホルモンの分泌が悪くなると更に視床下部の働きが悪くなり、自律神経まで不調になり、睡眠障害にまで発展する…という悪循環に陥ってしまいます。睡眠を整えることにより、ホルモンバランスが整ったり、更年期症状が軽減していきます 睡眠改善睡眠不足が良くないのは分かっていても、いきなり毎日の睡眠時間を大幅に増やすことはむずかしいものですかといって週末の寝だめでは、睡眠負債は解消できません。そこで大切なのが睡眠の「質」です。睡眠の質を上げることができれば、睡眠時間を増やせる方はもちろん、増やせない方でも睡眠負債を解消し、日中のパフォーマンスをより良くすることが可能です。人の眠りには「レム睡眠」(脳は起きていて体が眠っている睡眠)と「ノンレム睡眠」(脳も体も眠っている睡眠)の2種類があり、それを繰り返しながら眠っています。寝つくとまずノンレム睡眠が訪れます。とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深い眠りです。この段階の人を起こすのは難しく、無理に起こされた人は頭がぼーっとした状態で目が覚めます。その次、入眠後およそ90分後に訪れるのが最初のレム睡眠です。まぶたの下で眼球がすばやく動く「急速眼球運動」が見られ、このタイミングで夢を見たりします。レム睡眠中は意識はありませんが、比較的簡単に起こすことができます。このノンレム睡眠とレム睡眠のセットが明け方くらいまでに4、5回繰り返し現れるのが、通常の睡眠パターンです。ノンレム睡眠は明け方に近づくにつれて浅くなり、持続時間も短くなります。逆にレム睡眠は明け方になるほど出現時間が多くなり、浅くて長い夜明けのレム睡眠時に目覚めるのが自然な流れです。睡眠の質を高めるには、「最初の90分間ノンレム睡眠」をいかに深くするかということがポイントなんですここで深く眠ることができれば、その後の睡眠リズムが整い、自律神経やホルモンの働きが良くなり、翌日のパフォーマンスも上がります。逆に最初の睡眠でつまずいてしまうと、どれだけ長く寝ても自律神経が乱れたり、日中の活動を支えるホルモンの分泌にも狂いが生じてしまうといえます。女性ホルモンバランスを整えるために、とっても大切な「質の良い睡眠」を手にいれる方法は次回につづきます最後までお読み頂きありがとうございます