常磐線 新地~山下は単線自動閉塞式(特殊)? | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

常磐線亘理駅の仮設ホームの撤去が決まったので、見ておこうと出かけました。
(中線現示が見たかったのです)。

帰りに立ち寄った付け替え新線区間の駅(というか信号)を見て、びっくり!

まずは山下駅下り場内辺り・・・
山下 下り遠方引き

え?! 遠方信号機?!

山下 下り遠方
間違いなく遠方信号機です。

ということは、山下までは「単線自動閉塞式(特殊)」か「特殊自動閉塞式」です。えええ~
従来、単線自動閉塞式でしたので、変わることになります。

ま、ひと呼吸して、山下下り場内を。
山下 下り場内

一線スルーとなって、海側に上1を設けました。
本線は進行・注意・警戒現示、上1は警戒現示でしょうか。

ということはですよ、坂元はホームのみの中間駅となりましたので(後日アップします)、新地にも遠方があるはず。

新地 上り遠方
近くまで行けなかったのですが、彼方に見える背後が四角の信号はやはり遠方信号機。

おおお~ 常磐線の付け替え区間のうち、この区間、全線新線ですから、列車回数を考えて、費用も考えてこの方式を採ったものと思います。

相馬~駒ヶ嶺~新地、山下~浜吉田は既存区間も含みますから、単線自動閉塞式のまま再開としたようです。


最後に、新地駅上り場内。
新地 上り場内
しっかり一線スルー。海側に上1。

新地の下り方や山下の上り方は、後日。


(2016年8月21日追記)
単線自動閉塞式(特殊)でも遠方信号機が設置されるようですので、記述を手直ししました。
単線自動閉塞式(特殊)と特殊自動閉塞式の回路の違いは理解できるのですが、見かけ上の違いが分かりません。お詳しい方、ぜひご教授下さい。