友だちからは「誤診やな…」と言われ、仕事関係の人からは「ウソでしょ…」と言われるほど、相変わらず元気です
実物を知っている人はご存知、顔色もよく人並みはずれたポジティブ思考ですが
乳がん患者のうち1%ほど…と言われるややこしいタイプの炎症性乳がんで、Her2++、脳と肺にも転移ありのステージ4
初発の頃、5年後生存率20%以下というデータに愕然としましたが、6年目に入って半年が経ちました
んで。
相変わらず以前とほとんど変わらないペースで仕事しておりまして、この時期、お泊りつきの仕事が入ります。
昨日~今日。
山奥のキャンプ場で、降水確率100%の中、林間学習の撮影行ってきましたわ。
山あいにあるキャンプ場は、
子どもを追いかけるだけで、坂道と階段を登ったり降りたりを繰り返し、終わりのない踏み台昇降運動を数時間してるみたいなもんです。
子どもは屋根付きテントの下でポーズを取るので、カメラを構える私は、必然的に雨の中…
2日目の後半は、すでに体力の限界を超え、精神力だけで乗り切ってる感じ。
しかも、気温18℃水温13℃の川にも入る羽目になる
もう、半世紀以上生きてきたのに、今さら何の修行やねん
しか~し
もう…もう…ただ立ってるだけでツライのに、帰りは山道を登らなあかん
このあたりで「私、がん患者やねん…」
心の中でブツブツで弱音を吐きつつ、バスまで10kgを超える荷物を運ぶ
ココまで来ると、ツライのを通り超えて、笑えてくる
そして、腰が完全に限界を迎え、帰りのバスで咳が止まらへん。
カラダが冷えて、お腹もピーピー
まさかの…このまま病院送りになるんちゃうか
・・・という不安も、自宅についた途端に咳は止まり、お腹具合も正常に。
カラダの芯からホットホットの状態になって、腰の痛みと太ももの筋肉痛はあるけど、むしろ心地よい疲労感
今度、主治医に聞いてみようかしらん
「私って、本当にガンなんでしょうか????」
炎症性乳がんって、過去の情報を検索すると悲観的になるデータばっかりが出てくるんだけど、
発症率が低いだけに、データの基になるサンプル数が少なかっただけなのかもよ。
こんなヤツもいるってことで、今治療中の方、診断されて前を向けなくなってる人の励みになれればいいな