10月より全国的に
インフルエンザ予防接種が始まります
またこの季節がやってきました(。・ε・。)。
さて今シーズン(2015~2016)より、
インフルエンザワクチンが進化しました
2015年10月から
4価のインフルエンザワクチンを接種することになります。
「そのワクチンを使うことで
何種類のウイルスや細菌に対して効果があるか」
を価として表現します。
つまり4価ならば
4種類に対して効果があるということです。
昨シーズンまでは3価ワクチンでした。
今シーズンからは4価ワクチンになります。
≪A型2種類+B型2種類≫
主に流行するB型インフルエンザは、
「山形系統」か「ビクトリア系統」と呼ばれる2つのタイプです。
これまでは両方同時に流行することが少なかったため、
シーズン前にどちらが流行するか予測し、1つだけをワクチンに入れていました(3価)。
しかし、今シーズンからは両方が入ったワクチン(4価)になります。
4価になったことで、
流行するインフルエンザのタイプをほぼ網羅することになります
どちらのB型インフルエンザが流行したり、
または両方流行したりしたとしても、十分に予防効果を発揮することができるようになります
もちろん4価で良いことだらけではありません。
1価増えるのでワクチン自体に価格もあがり、
接種費用もあがることになります
インフルエンザ予防接種は
自由診療ですので、各医療機関が独自に費用を設定します。
当院も近隣医療機関と差が無いよう考えて設定しています。
予防接種をすることによって、
インフルエンザに絶対罹らないわけではありません。
あくまで罹りにくくする予防の接種です。
また万が一罹ったとしても重症化を防ぐことができます。
小さなお子様の場合、
ワクチン接種しておくことでインフルエンザ脳症を防ぐことができるとされています。
また高齢者においても
ガイドラインなどでワクチン接種が推奨されています。
さらに近年は抗インフルエンザ薬に
耐性を持った(薬が効かない)インフルエンザウイルスが出現しています。
こうした状況からも予防接種は推奨されています。
接種費用など詳細は
当院ホームページまたはブログにてお知らせ致します。