今年も「ベンゾジアゼピン注意喚起の日」7月11日――に厚生労働省との交渉を企画していますが、その前段階として4月19日、私とリッチーさんとアクアさんの3人で厚労省の方との面談を予定しています。

 その際、ぜひ皆さんの声も届けたいと思い、以下、アンケートに協力していただければと思います。もちろん匿名でも結構です。コメント欄への記入でも、メールでいただいても構いません。(kakosan816あっとyahoo.co.jp)(あっとを@に変えてください)

 3月に添付文書の改訂が行われ、厚労省もようやく「常用量依存」を認めるところにまで来ました。ベンゾ問題に関しては今は追い風が吹いています。

しかし、今回の改訂だけではまだ十分とはいえません。今後のこともありますし、すでに服用している(していた)人たちへの救済の問題もあります。

19日までできるだけ多くの声を集めたいと思います。ご協力、よろしくお願いします。

 

 

1、      あなたのベンゾジアゼピン服用期間はどれくらいですか?

2、     服用量は医師の処方量以内ですか?

3、     服用期間中に医師等から依存性があることについて説明がありましたか?

4、     あなたの原疾患はベンゾジアゼピン服用により治癒、もしくは寛解状態となりましたか?

 

5、     離脱症状はありますか?

6、     上記5は、原疾患とは明らかに違う症状がありますか?

7、     上記5の症状はどれくらい続いていますか?

8、     離脱症状の説明は医師からありましたか?

9、     あなたは厚生労働省に何を伝えたいですか?

 

 また、7月11日に提出する予定の要望書は以下の内容です(ここではごく簡単なものを掲載しておきます)。

                      

ベンゾジアゼピン系薬物に関する要望書

当会(精神医療を変えていく会)はベンゾジアゼピン系薬物に関し以下の点を要望する

1、ベンゾジアゼピン系薬物の処方コンプライアンスを確立し、関係医療機関への周知を徹底させること

2、ベンゾジアゼピン系薬物依存症に関する全ての医療関係者を対象とした研修を実施すること

3、ベンゾジアゼピン系薬物依存症に特化した専門医療機関の設置拡充と、治療のあり方の改善をすること

4、ベンゾジアゼピン系薬物を処方する際には添付文書を提示して、患者が依存にならないよう注意喚起を行うこと

5、子どもへのADHD薬、抗精神病薬等安易な投与は厳禁とし、薬剤に頼らない解決策を第一義的に構築すること