この話題で持ちっきりですね。

ユナイテッド航空は9日(日)UA3411便の機内で一人のアジア人男性を引きずり降ろした、という事件が報道されました。


日本語でもニュースになっていました。



これはもう刑事事件でしょ!びっくりガーン


この代償は大きい!ユナイテッドがマーケットでどんどん価値が下がっています。




ここで疑問なのはオーバーブックはどれほどの確率であるのか。

もちろん各航空会社や路線によりけりですが、かなりの確率でオーバーブッキングは実施されています。これはNo Showと言ってお客様が当日空港に来ないなどのドタキャンを見込んで、航空会社が利益目的に実施していること。

そんな説明すると批判されそうですが、日本も例外なく大手JAL、ANAさんもオーバーブッキングはありますよ。

問題は対応の仕方…。

乗客が血を流す程の強行手段は前代未聞ですねガーン

ただ、私がひとつ視点を変えて言うならば、

①実際にこの乗客に手を出し、強行手段で引きずり降ろしたのはユナイテッド航空の社員では無いこと。

実際に手を出して問題行動をしたのはシカゴ空港の空港警備ですね。どう言う経緯でここまでの強行手段に踏み切ったのか多々新聞読みましたが書いていません。調査中とのことですが、乗客が拒否した為に空港セキュリティが呼ばれたのでしょう。

ユナイテッド航空の同便オペレートキャプテンが特定の乗客を乗せないと指示したのなら、乗客はフライトに乗れない訳で…キャプテンがセキュリティ呼んだんでしょう。
航空会社はお客様をセレクトできるって知ってますか?例えば犯罪歴(テロなど特に)、酒乱、暴行、病気(空気感染が見込まれるなど)、妊婦(航空会社によって規定は違えど臨月近く)など、特定の乗客に対して搭乗拒否権があります。

今回のようなオーバーブックでも例外なく、意思に反して搭乗拒否されたと言う人は意外に多い。

た、だ、し、

こちらも対応次第。日本の航空会社ではボランティアを募り別便に振り替えたり、ボーナスマイルを提示したりする様ですが、

私の知る多くの航空会社は別便に振り替え(自社他社便問わず)、ホテル用意、返金などをして対応しています。大抵、搭乗前のチェックインの際に告げられます。

今回のユナイテッドの様に、オーバーブッキングでお客様が既に搭乗してしまってから降ろすケースは大変珍しい!びっくり

それがランダムに航空会社がセレクトしたとなると、フェアかどうか。

この乗客が医者でこの日のうちに帰宅しなければならないなどとも報じられていますが、どんな乗客でどんな理由があれ、機内から降ろされるのは困りますよね。

この為にリコンファームや、オンラインチェックインシステムがあるんでしょうが…。


ユナイテッド…やばいね…今後どうなる?


前途の通り、実際に手を出したのはユナイテッド社員では無くシカゴ空港セキュリティなんですけれど…

やはりユナイテッド航空にも対応ミスがあったと言えるでしょう。

この乗客が拒否した時点で他の乗客を探すだとか、支払額を変えるだとか、別便の手配を提示するだとか…

そもそも4人の自社クルーを乗せる為に降ろすなら、自社クルーを他社便に乗せるだとか…

強行手段はマズイよ…。


アメリカって怖い、

ユナイテッドやばい、

そんなイメージが一般に刷り込まれてしまう様な事件になってしまったのでは無いでしょうか。さて…今後どう対処していくのか…。