なぜ?生まれかわるのか?


なんとなくは聞いた事ある人、分からない人、

いらっしゃると思います。

そりゃそうですよ。

なんせ、雲を掴むよう話です。

なぜ?生まれてくるのか?と聞かれるとなぜなんだろう?って思いますよね。

前世を紐解くと実はなぜ生まれてくるのか?がよくわかったりします。

ここでは、2人の姫の話をしたいと思います。
最後までぜひ、お付き合いくださいませ⭐️

1人は、中国の三国志でいう呉の国に生まれた人でした。
家系は代々政治関係を生業とした家系の一族でした。その長女として生まれ、妹がいました。男が生まれない家系では女が良い身分に嫁ぐのが当たり前であり政略結婚が当たり前の時代。娘たちは政治や帝王学を父より叩き込まれ、将来は王族の妃になるよう教養されました。ですが、2人は戦争大嫌い、平和を愛する姉妹でした。

後に2人は江東の二喬と呼ばれる 大喬と小喬でございます。今回は大喬が主人公になります。
姉大喬は、孫氏の家系に嫁ぎ、10ヶ月で夫を失くす運命になり、夫を亡くした未亡人には居場所などありませんでした。存在を消されたかのような立場になった大喬は孤独と不運に苛まれて孤独死したとも言えます。
死に際に思ったのが、もう一度生まれ変わるならやり直したい。どんなどん底の状況といえ、前向きに生きていたいという願いでした。



次に転生したのが、日本の平安時代。
越後国。不思議と呉の国と似ている寒い地方の場所に転生しております。
貧しい農民に生まれた娘は、寒い中畑仕事に明け暮れていました。その姿を見初められ、貴族が娘を引き取り、農家の家族は一気に貴族の仲間入りに娘はまだ幼い、12.3歳の頃に貴族の妃になったのです。ですが、娘は農民出身、所作がわからない、文字も書けないというので、貴族から認められず疎外扱いされたのです。娘は故郷に帰りたかったが、両親はせっかく貴族になり裕福な生活を送れるようになったので逃げるわけにはいかず、娘は変えられない運命ならば、考え方を変えてしまおうと、決意し、貴族の考えを真似し、所作を真似し、もともと貴族であったかのように振る舞いました。
立ち所に、周りの扱いが変わり、貴族として認められ、文字や、鞠遊び、俳句、文化を覚えていったそうです。今世は全うすることができ、穏やかな死を迎えれた人生だったようです。

このように、大喬の時代に心残りがあるとそれをまた再現するような設定がされます。

農家の娘である子が、身分から逃げ、自由を求めて両親の事も考えなかったら、娘はもっと不幸な目に遭って、天命を全う出来なかったでしょう。

わざわざ、両親もこの娘の運命に関わってくれていたり、娘を見つけた貴族の行為もまた天が動かしてくれた出来事といえます。

このように、人間の天命を全うするために、誰かが動いてくださり、お膳立てしていただき、セッティングしていただいております。

この神のご好意に応えてあげるというより、自分で決めたんだから、最後までやってよね!というのが神様の思いであったりします。

逃げたいこともあるかもしれませんが、逃げてよい運命と、逃げてはいけない運命というのがあります。
それを見極めるのは、周りが幸せになるか?どうか?の違いになります。

逃げて周りが不幸になるなら、天命ではありません。
逃げても誰かが助かったり、うまく行くならにげてよいのです。

この違いは、雲泥の差になります。

間違っていたら、結果が教えてくれ、
よかったなら、恐らく自分でわかると思います。

運命は変えられますが、天命を変えるのは可能ですが、大変であったりします。

あなたを知らなければ、なぜ?生まれてきたの答えは出にくいと思います。

ですが、人間はなぜか自分を知ってたりもするんですね。不思議なもんですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
ちなみにこの2人の姫は、わたしの前世になります。先日無口な平安時代の前世がしゃべってくれたのでわかりました。^ ^

意味の無い転生などありません。

意志が動いたなら、星が動いてくれているはずです。自分から逃げずに、少しだけ頑張ってみませんか?