発達障害&グレーの子どもとお母さんのココロとカラダをぽかぽかに♪

発達障害&グレーの子どもとお母さんのココロとカラダをぽかぽかに♪

ASD(自閉症スペクトラム障害)の息子2人と定型発達の息子2人を育てているDeaf(聴覚障害)ママです。ASDの息子とのエピソード、きょうだい児との関わり、そこから生まれる気付きを記事にしています。

現在、自閉症スペクトラム支援士取得に向けて勉強中。

Amebaでブログを始めよう!



三男の登校に付き添うことにしたので、私の仕事時間を考えると、四男を保育園に送って行ってから三男に付き添う流れになってしまいます。4月にもやっていたことですが、7時半の開園と同時に四男を預ける生活になりました。

この頃、四男は保育園に行くのを嫌がり、毎日あの手この手を使いながら(早お迎えになるように頑張るね💪など…)保育園に送り届けたり、在宅ワークの時には保育園を休ませたりしていた時でした。

久しぶりに早く行くことをお願いした時は機嫌が良かったのもあるのか、すんなりと行ってくれました。その翌日からも「早く行くよね?」と自ら支度をするようになりました。ありがたいことですが、これまでの登園渋りは何だったのか?と思うくらいの変化に私は心の中で驚いていました。

四男が保育園でのことを話してくれる中でわかったことがありました。どうやら早く行くと自分が遊びたい遊びに着手できるかららしい。「貸して」「入れて」と自分が言わなくても済むことが彼にとって楽なようです。

自分から「貸して」「入れて」と言うのが恥ずかしかったり、「ダメ」と言われた時のショックが彼には大きいらしく、遊びたいけど誰かが使っていたり、遊びが始まっていたら遠くから見つめていたり、1人遊びをしていたりすることは以前から担任の先生から聞いていました。先生が間に入ってくれても頑なに四男は拒否するようです。

彼は自分が言えない負担や先生に間に入ってもらうことが負担だったようで、自分が先に遊んでいて、後から誰かが加わる形なら気持ちが楽なんだということが伝わってきました。

だから、早く登園することが彼にとってはメリットだったようです。思えば、4月の進級による環境の変化で登園しぶりが起きる四男が、早く登園することに対して嫌がることなく、むしろ嬉しそうに登園していましたっけ。

日々の生活はルーチン化しがちですが、環境を変えてみたり、視点を変えてみたり、新しい風を入れてみることで、いい方向に転換することもあるんだなと感じています。


学校をお休みした翌日。
学校までたどり着けるかどうかを確認したほうが安心だと思い、付き添うことにしました。

実は、4月に新しく開校した学校で、5分で通えていた学校が20分の距離になってしまったので、
4月の終わりまでは毎日学校まで付き添っていました。
ですが、4月の終わりにわたしが階段から落ちて捻挫をしてしまい、付き添いは強制終了となってしまったのです。それからはずっと家から見送っていました。

家から見送ることが当たり前になりつつあった矢先に、今回の出来事。
イレギュラーなことが起こったときに、柔軟な対応ができないことは前々から予測できていたのですが、これまで何事もなく来れたので安心していたのでした。

再び、しばらくは付き添いを開始することにして、時間が許す限りは付き添っていくようにしました。そうすると、三男は嬉しそうです。道中はずっと話しかけてきます。

動画を撮って編集したい、YouTubeで見た面白かった話など、いろいろ話してくれました。
三男の話をゆっくり聞いたのも久しぶりだったなと思いながら、毎朝三男の話に耳を傾けていたのですが、家では常にいらだっていたのに落ち着いてきたり、弟へのいたずらが減ってきたのです。
顔も穏やかになってきました。

1人での通学を頑張っていたんだな。
困ったように見えた行動は、「じっくり話をしたかったのに話を聞いてもらえていなかったこと」に対するサインだったんだな。

ようやくそのサインに気付いたわたしですが、早くキャッチできれば良かったけれど、三男からサインを出せたことはすごいなと思います。

ところで、三男を学校に送っていくためには、四男の協力も必要になってきます。
四男の協力をお願いしたことで見えてきた意外な事実。

次回に続きます。
9月半ばのこと。
三男を送り出し、四男を保育園に送って行って、
自宅から臨む会議に備えてちょっとひと息ついていた時でした。

「ママ、三男が帰ってきたんだけど?」と、学校に行っていない次男が教えてくれました。
時間は9時。すでに学校は始まっています。

何で戻ってきたのか?
学校へ向かって家を出たのは8時前。20分くらいで学校につくのですが、何故1時間後に帰宅してくるのか?

気持ちを落ちつけて三男のもとへ行き、話を聞きました。
とても暑くて、水分補給をしながら学校へ向かったけれど、門が閉まっていたので、入れなくて帰ってきたようです。

帰りも水分補給をしながらやっとの思いで帰宅したけれど、この状況をまずいと思ったようで家の前でうろうろした末に、勇気を出して玄関のドアを開けたようです。

彼の顔は真っ赤で、尋常でない汗のかきように一先ず休憩をさせました。

学校に連絡をしたいけれど、メールだと先生はすぐに読まないだろう…
リレーサービスを使うことも考えたのですが、学校の電話番号を使うことはないので、メモを控えていない…探さねば!と思っていたところに学校からメール。

学校に来ていない旨の連絡と返信は子どもたちが使っている「ロイロノート」にお願いとの内容に、急いでロイロノートから状況を説明。
※毎朝ロイロノートで健康観察の報告をしているので、親も使い方は把握しています。

結局その日は学校をお休みさせたのですが、
〇門が開いていなかったら、同じ敷地内にある中学校の門まで行く。(中学校は門が閉まるのが10分ほど遅いため)
〇中学校の門も閉まっていたら、そばにあるチャイムを鳴らす。
この2つを説明しました。

1日休んで翌日は学校に行った三男ですが、この時の気づきについて次回書いていきます。