駄文

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駄文、拙文。

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お久しぶりです、あきです。

季節は大嫌いな夏。

最近は運転中や仕事中など、ほぼ毎日欠かさず有吉弘行のSUMDAY NIGHT DREMERというラジオを聞いている。

バックナンバーを遡りまくり、現在2015年まできた。

きっと日本で一番ゲスなラジオで、下ネタと人の悪口だけで構成されている。

人の粗を食って生きている僕にとっては何よりの栄養源です。

心の底から思う、僕も下ネタと人の悪口でお金稼ぎたい。

きっと億万長者になれるのに。

心の底から思う、僕も下ネタと人の悪口を公の場でぶちまけたい。

きっとずっと笑顔でいれるのに。




最近の事と今更ながらシナスタジアの自曲解説のブログ。

よろしくどうぞ。

 

 

*最近のWESNについて*


2019.1.26 渋谷TSUTAYA O-WESTのライブより、正式メンバーとしてBa.ヨシダマサキ Dr.ミネマツケイが加入し、やっとの思いでスリーピースバンドとして活動を正式に始めました。

メンバー加入後、急ピッチでスタジオに篭り、シナスタジアという全A面CDを作成し発表。

それに伴い、メンバーが確定するまでは…。と我慢していたツアーを決行。

 

2019.3.2の心斎橋新神楽から2019.7.7寝屋川VINTAGEのちょうど30本のツアー。

上は岩手から下は福岡まで。

WESNとして初めてのツアーを終え、やっとこさ時間に余裕を持てたので更新。

 

念願のツアーとは言えど、始まってしまえばやはり現実で、日々を乗り越えるのに、しっかり噛み締めるのに毎日必死だった。

まあそれがしたかったんやが。

感想としては、やはり、バンド最高、ツアー最高。良し悪し含めて全部抱きしめたかったんだぜ。

って感じで、現実にできた事に喜びを感じつつ、メンバーよりWESNとの付き合いが長い分、頭を抱えた分、手をこまねいた分、躍起になった分、きっと誰より感慨深く成れていたと思う。

 

そんな風に、全てに意味がある。とは思えど、メンバーが決まらず足踏みを続けた日々は本当に辛かった。

やりたい事をやれないフラストレーションがこの世で一番嫌いだ。

濃く粘っこく重く心に沈む。

表現ができなければ、僕に生きている意味はない。

現メンバーの加入が決まった時、びっくりドンキーの背もたれに全体重を預け、口から溢れた宛先のない「耐えたぁ~」は耐えたぁ~史に残る耐えたぁ~だったと思う。

よく耐えた。と褒めてあげたい。

 

メンバー個人の経緯とかも書こうかと思ったんですが、個人的な線引きだったりもあると思うので、気になる人はそれぞれの何かしらを調べたり聞いたりしてください。

長くなるし。

なんせ2人とも大きな決断の末、僕とWESNに人生を預け、共に歩んでくれているので、生半可でない事だけは知っていてもらいたい。

もちろんその分、応えたい。

この3人でWorld's End Super Novaです。

ずっとこれがしたかった。


 

*シナスタジア*

シナスタジアとは共感覚という意味です。

曲を聴いて色が浮かんだり、絵を見てメロディが聴こえたり、そう言うCDにしたかった。

音楽の材料は音楽だけじゃない。

これこそあんまり説明し過ぎると意味を失うので、感じるままに感じてほしい。

僕も知らないあなたのシナスタジアを感じてほしい。

レコーディングは毎度お世話になっているSTUDIO Do-Do、リッキー大先生の手腕にかかれば、WESNはあんなにも自由に泳いで行ける。

毎度ながら楽しいレコーディングだったな。

とりあえずCDを作ってツアーに回りたい一心での作品。

面白いくらい今が詰まった、鮮度の高いCDになりました。

 


ぶっちゃけた話、裏話、実はの話。

Dr.慧ちゃんの加入が決まり、シナスタジアのレコーディングが決まり、ツアーを組んでいる段階で、前任のベースに脱退の旨を伝えられ、ツアー回れないんかな~。もう一生メンバー定まらんのかな~。と相当くらっていました。

ツアーを無事周り終えられるかの不安と、慧ちゃんへの申し訳なさでいっぱいになっていた所、慧ちゃんがまさきくんを紹介してくれ、今に至る感じでして。

レコーディングまで本当に時間のない中、脱退するメンバーと作るCDでは意味がないと感じ、当時東京在住だったまさきくんにわがままを言い、ばったばったで遠距離故に大阪でも東京でもスタジオに入り、新しいメンバーでレコーディングをしました。

めーっちゃ大変やったと思うのですが、付いて来てくれたメンバーに感謝。

いいCDになった。鮮度高め。

 

 

以下自曲解説。

 

 

*ピラルクは神様の背に隠れて*

 

絶対にかぶる事のない曲名。

これまた今更なんですが、MVを作りました。

撮影:海苔ちゃん、編集:僕です。

ツアーを終えて、ライブも及第点に近づいてきたので、外に向けたアプローチも、ね。って感じで名刺代わりのMV。



背中に神様を背負った女性との、不貞の恋の話。

不実模様の物語は予想に反してとても穏やかな結末を迎えます。

 

作曲話としては、Dr慧ちゃんと初めて作った曲だと言うこと。

この曲のビート感だったり、攻め方だったりは慧ちゃんとじゃないと行き着かなかったんじゃないかな。

作曲をしていて、気持ちいい。とか、かっこいい。とかは今までにたくさん感じてこられましたが、楽しい。が一番前に来る曲とは初対面でした。

今ではライブでも超スタメン曲。

大好きな曲です。

 

諦めさえしなければ、想いさえ続けば、叶わない事はない。

今になって思う、あの恋もあの夢も、現実に押し負けた僕が諦めた瞬間に終わっていた。

道すがらと思えば、呼吸が止まっても想いは続く。

僕がこの歌とこの物語から教わったこと。

 

 

*太陽の歌*

 

月は太陽がいて初めて夜を照らせる。

ずっとそこで笑っていてほしい僕の太陽へ向けたラブソングです。

 


作曲話は特になし。

がしゃーんって感じで、すぐにできました。

仲間の曲。という事で少しだけ寄せて少しだけリバイバル。

レコーディング終わり、最終確認段階でこの曲を聴いた時「かっこいい~」って口から漏れてた。自画自賛。

攻撃力重視、鉄砲玉みたいな曲。

 

2019.7.9 十三FANDANGOにて、太陽との念願の共演を果たせた。

というか、果たさせてもらった。

本当に嬉しかったな。

まだまだ実力じゃない。

一瞬が欲しいんじゃない、ずっとがいい。

ちゃんと安心させてあげられる様に、もう二度と泣かさないように、大切に大切にバンドと共に生きようと思う。


 

*プルメリア*

 

空想と現実とを歌った曲。

シナスタジアの中では一番古い曲。

 

もうずっと昔から、僕の中には当時の最愛のあなたに似せたあなたではないあなたがいる。

現実に絶望した僕が、何度も刷り込むように描いて創り上げた、空想の人。

年を重ねれば重ねるほど、現実のあなたと空想のあなたは離れて行き、その隔たりからは目を逸らしながら、それでも僕はあなたを描いて曲を作った。

数年前、現実のあなたに対面した時、文字通り死ぬ程会いたかった人に会えた時、僕は違和感の中にいた程だった。

その時に空想と現実は完全に切り離され、想いの終りを感じ、僕の世界が変わって行く音がした。

 

この世界で、ずっと僕の側で支えてくれていた空想のあなたへ、これからもずっと一緒だと、一心同体だと、大丈夫だよと歌う曲。

 


作曲話としては、前任のベースとサポートドラマー森ちゃん(現アルコサイト)と作った曲。

この曲だけレコーディングもこのメンバーでしています。

いくら僕の曲とは言えど、一緒に作る人が違えばやっぱり違うもんだな、としみじみ思う。

 

人間の脳で匂いを感じる場所と記憶を司る場所はとても近く、匂いが一番根深く記憶に直結するらしい。

タイムマシン、プルメリア。

何も忘れていない。


 


*ラズベリー*

言わずもがな、2019.3.31に閉店したWESNの出身地、高槻RASPBERRYの曲。

今のメンバーになって初めて作った、シナスタジアでは一番新しい曲。

シナスタジアのレコーディングが決まり、収録曲も出揃ってからこの曲の作曲が始まった。

時間もないし、メンバーが代わるタイミングでバタバタだったのですが、今歌わねばいつ歌うんだ。と珍しく自分のケツを叩いて作った曲。

これまたついてきてくれたメンバーに感謝。

とは言え、現WESNは全員ラズベリー出身で構成されているので、きっとあの時期あの瞬間、思いは同じだったんじゃないかと思う。

 

間に合ってよかった。

ちゃんと歌えた。

 

こんなにストレートに気持ちだけを込めた曲は初めてじゃないだろうか。

内容は歌詞そのものなので解説いらんな。

別れの歌じゃない、未来の歌です。

WESNのミラーボールはラズベリーのミラーボールです。

 

 

*まとめ*

 

って感じで長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとう。

MV出すタイミングもブログ公開するタイミングも、どんだけマイペースな活動だよって感じなんですけども、とてもWESNらしく思う。

これからはもうちょっとセルフプロモーションにも頭使おうと思います。

たぶん、きっと、おそらく、気が向いたら。

 

この前ライブハウスの店長と話していて、「売れたいとか思ってないでしょ」って言われて、あぁほんとそうだなって思った。

咄嗟に出たのは「そんな事ないですよ今は!メンバーの為に!」

と返答してて余計確信した。

曲作って、表現して、いろんな人と出会えて、僕はきっと今がとても幸せなんだと思う。

これ以上を望んだらバチが当たりそうで不安なんだと思う。

もちろんもっと知られるべきだし、続ける為に売れたい。頭ではわかっているんですが、きっと心が満たされていて、これ以上を今は望んでいない。

過去がくれた今がとても愛おしくて、今は今を精一杯抱き締めていたいと思う。

しっかりと泳ぎ始めたWESNは過去や今を鑑みつつも、まだまだ深くへも高くへも進んでいきます。

WESNの完成がどこなのか、どこまで連れて行ってくれるのか、僕の想像の範疇にすらないのですが、WESNが思うようにWESNらしくいたいと思う。

これからもWESNをよろしくお願いします。


また気が向いたら更新します。
ありがとう。

おわり