
一般的にデザインと呼ばれるジュエリーの構想
例えばルビーを使った指輪の場合は、主役の
宝石であるルビーを引き立てているか?
周りの装飾が邪魔をしていないか?
そして、つけ心地は良いか?
などに気をつけながらつくり込んでいきます。
ルビーの宝石言葉に「守護」があるますが、
赤色は、レッドカーペットをはじめ太古より
「大切な人を守る」という意味があります。
この指輪のコンセプトは「アラベスク」、
蔦の紋様です。
中近東では砂嵐など自然の脅威にさらされて
きました。家の周りに蔦(ツタ)を這わせて、
家屋を守ったことから蔦の形が守護のシンボル
になり、それがアラベスクになったようです。
それが欧州に伝わってペイズリー紋様になり、
アジアに伝わって唐草模様になりました。
「悪いものからウチを守る」…コンセプト、
メインストーンのルビーとぴったりです。