自立と依存は相反するものだと
考えられがちだけれど
依存なくして自立はあり得ない

なんて、この間知人がシェアしていた記事で読んだ。

発言者は熊谷晋一郎さん。
新生児仮死の後遺症で脳性まひをおった、現在は小児科医の方。

「親が先に死んでしまったら、自分は生きていかれない」

と小学生の頃に気づき、親の反対を押しきって、大学進学の際に一人暮らしをはじめたとのこと。

詳しくはこちらを読んで頂きたいが

たしかに
人間みな、人であったり
ものであったり
様々なものに
依存しているのだよね

依存されるのはイヤだ

なんて考えるときがある

一方がもう一方に頼る時
それが度を越すと
不公平感を抱き
途端にその存在が疎ましく思えてくる

度量が狭いなとも思わないでもないのだけれど
人間、大なり小なりそういうところがあるんではないかな?

特に恋人、家族
ちかしい関係の中では
それがおこりがちだとも思う

そういう関係ってとても大切だし
だからこそ力になりたいとも思って
行動するものだけれど
誰だって万能ではない

その人が求めても
自分に解決出来ないものや
与えられないもの
沢山ある
それなのに頑張ろう頑張ろうとしすぎると
どんどん疲弊してしまう
でも、その人には癒してもらえない
頼れない
もしくはそう思い込んでる

そういうときは他に頼ればいい
依存しちゃえばいい

よくよく思い返してみたら
僕も様々なものに依存している

衣食住はもちろんだけれど
僕の場合は演劇であったり
ギターであったり
そして勿論、家族や友人や知人

狭い世界で一人考え込んでいても
改善できることは少ない

世界をひろげれば
周りには沢山の人がいる
沢山のものがある
助けてくれる仲間がいる

僕がやらなきゃ
私がやらなきゃ

その精神で救われた人たち
いっぱいいっぱいいると思うけれど

任せたり
頼ったり
ちゃんと甘えるってとても大切なんじゃないのかな?

互助の精神で

僕も誰かの役に立てるように