こんにちは、中島万喜です。
今日はモスクワの幼稚園選びについて。
1) 私立のインターナショナルスクール。
2) ロシアの公立幼稚園。
1 の場合、モスクワで英語慣れする環境を
つくる事が出来ますね。
でも、どのインターナショナル スクールも
下手すると70%以上が英語を学ばせたいロシア人、残り29%が英語圏では無い外国人。
ネイティヴスピーカーは本当にわずかですので
がっかりしないでくださいね。
お子さんが英語で学習する事に慣れるかどうか。
見極めるだけでも効果ありますよね、
子供達は子供同士が話す言語を、直ぐに習得していくので
この場合は英語以外の言語を話し始めたり
します。
例えば、うちの場合は、アメリカからモスクワへ来たばかりの頃
パークプレイス(日本人村)のインターナショナル幼稚園へ入れると
日本語を話し始めました
日本人が多いのは、ドンスコイのインターナショナル幼稚園。
ウェスタンの友人が多く通うのは、BusyBee か Petit Craft 。
モスクワ インターナショナル幼稚園
中でも、アメリカ大使館内の中やポクロフスキー(アメリカ村)内の
インターナショナル幼稚園が、比較的ロシア人率が低く
他はロシア人が多いです。
(イギリス大使館やドイツ大使館やフランス大使館などにも幼稚園があります)
ちょっとウエイティングが有りますが
現在経済制裁のお陰で、外国人が減っているようで
入りやすくなってきているみたいです。
お兄ちゃんの通う、AASでは、ロシア人の数が決められていて、しかも学費が少し割り増しと聞いています。
外国人ディプロマ専用の我が家のマンション内にある幼稚園(English Nursery school)でも
99%はマンションの外から通う方ばかり。
私が撮した、マンションの幼稚園の様子
私の知る限り、同じマンションのディプロマ(大使館にお勤めの方々)は
ロシア幼稚園に通わせています。
さて、2)のロシア幼稚園。
1)と比較しても、勝るとも劣らず、大変繊細なケアをしてくれます。
お食事はクラッシックなポーセレンにシルバーウエアーでとり
看護婦さんも調理師さんも体育や音楽の先生もいます。
お昼寝ルームは勿論、演劇ホールや、ジムナスティック ルーム勿論あります。
プールやサウナが有る園もありましたね。
朝は軽いエクササイズ
息子は先生の左側。はじめての幼稚園、
毎日、スパイダーマンやアベンジャーズのシャツで
強くなろうと頑張っています
奥の扉のその奥がお昼寝ルーム
おもちゃも、沢山。女子の為の、ビューティーサロンが可愛くて
何処から来たのか、カラーリング ノートや、ヘアーカタログまで有るんです。
園によっては、子供が帰るたびに、とっても凝ったヘアースタイルになってくる処もありましたね。
廊下はロシア伝統柄模様お子さま風。
息子は必要ないのに、お兄ちゃんやお姉ちゃんのように、毎日お水をもっていきます
自慢気
でも、外国人(ノン ロシアン) がここに入れる方法は2つ。ご主人様が大使館勤めである事、もしくはモスクワで出産し、出生証明がある事。
そして、繁雑な事務手続きを済ませる事。
出生証明、パスポートロシア語訳、病院で様々な検査を受け健康であるという証明書。
残念ながら、あれは2年半前、娘が通い始めて間もなくシステムが代わり
外国人は基本通園不可になりました。
最近は袖の下も受け付けて貰えないそうですから
あなたのご主人様が大使館勤務でないと
通う事が難しいですが
ここでお子さんを出産から幼稚園入園まで過ごす、
長期滞在の方は可能性があるので、どうぞお試しください。
3年前に、私が幼稚園を探してた時のブログはこちら。
幼稚園に慣れてきた娘のダンスの発表会
我が家では、モスクワ生まれの次男が
お姉ちゃんと同じ幼稚園へ通い始めました。
あなたのモスクワ生活での幼稚園選びに
お役に立てますように。