商売とは無駄と手間をかけることだ
皆さんおはようございます。
今朝の名古屋地方は雨で気温は7℃です。
これを書いたらダッシュで長野県まで走りますが、途中から雪のようです
さて、この写真は千歳空港で買った『北海道とうきび茶』です
伊藤園で販売しているものですが、これは全国で売っているのでしょうか?
何となくとうきびの味がしました
その昔、「ミスター・ピブ」「メロー・イエロー」「ミランダ」なる清涼飲料水が販売しておりましたが、今では観ることはありません。
北海道では、「ガラナ 」というドリンクがあります。
まだコカ・コーラがマイナーな時に、このガラナが大好きで飲んでいましたが、当時はとっても高価なもので、子供のお小遣いでは飲むことができませんでした
コーラよりも甘くて美味しくて、とっても訳せないお味
偶に北海道へ行って自販機でこれを買うと、友人から「ガナラ?ガラでもない」と言われます(はい、はいモーちゃん)
さて、いつものつまらない話はここまでで、昨日は出張から戻って、郵便物を整理しておりました。
すると、友人からA4サイズの一通の封書が送られておりました。
書かれていたことは、名古屋市北区にある『白木』というあられ屋さんのお話でした。
小さなお店の売上は6億数千万もある秘訣が書かれておりました。
その昔、名古屋市内には300社ほどのあられ屋さんがあったそうです。
スーパーマーケットがどんどん出来てきてあられ屋さんもこれに合わせてスーパーに出店したり、スーパー用の低価格の袋菓子を販売してきましたが、どこも機械導入や低価格路線の販売に行き詰まり閉店してしまい、今ではほんの数えるほどの数しかあられ屋さんは無くなったそうです(アレ、アレ、アラレ)
そんな状況の中で、機械作業は一切せずにパートのオバハンのすべて手作業で、あられに海苔を巻いたり、袋詰めを行なっているというのです
どんな企業でも設備投資をして、どんどん機械を入れて人を減らしているのと逆行して手作業にこだわりを持つ。
社長曰く、「うちは70名ものパートさんに支えられている企業なんだよ」と笑って答えてくれたと云うのです。
「商売とは無駄と手間がかかることがお金になるんだよ」と一言!
私もホテル経営をしているときに、「手間を惜しむな」「無駄を嫌がるな」と申してきました。
「こんなことをしても売上に繋がらない」
「笑顔なんて無駄だ」
と何事も損得で考えると、愚痴がでます。
本物とは、目に見えないところにあるのだから