9月16日、かねてより気になっていたJRの秘境駅《押角》と、この近くから山肌を一気に登り高原の牧草地を走る《安庭害鷹森林道》に行って来ました






《押角駅》は昨年の4月1日付けで廃線となったJR岩泉線の駅で、たまにテレビなどで秘境駅として名前を聞くことがありました




並走するR340も《酷道》なんて呼ばれることもある国道で、ツーリングマップルには『道は細くカーブも窮屈 大型車とのすれ違い注意』なんて書いてあり、押角峠には『北上山地一番の険しい峠』という表記が…




これだけでもなんとなくソソラレルものがありましたが、偶然見つけた林道ツーリング記録のHPで知ってしまったのが、和井内放牧地を通る《安庭害鷹森林道》がかなりいいロケーションで全線ダートである、という事実




行くしかないっしょ♪




ということで行って来ました (^^)        






まずはR46を東進して盛岡を抜けてR455で早坂峠を越え、岩泉方面へ




やがて浅内(あさない)付近でT字路になり、ここを直進するとR340




そう、旧・岩泉線に沿う国道です



すぐに道はこんな感じに。。( ̄▽ ̄;)




国道、だよね… ?






国道なんだよね??




時々集落のなかだけ突発的に2車線路側帯つきになるものの、基本型はコレです




どんどん進んで『冬どーすんのよ』と思うようなクネクネ道をものすごい勾配で登り、押角トンネルを抜けると今度はすごい下り勾配のヘアピンが連続します



対向車が『誰も走ってないだろ』と思い込んで突っ込んでくるので、ブラインドカーブはしっかり減速していきましょう




自分はライトオンで走りました






道がまっすぐになり右手の沢を見ながら暫く進むといよいよ《押角駅》です



茂市側にはこんな看板がありますが、浅内から走っていくとなんの標識もありませんので注意 (^^;






ここ、駅前広場。




森の中の小さな空き地って感じで、どこにも駅らしきものはありません




ここからは線路がどこにあるのかさえわからないし…




なんか秘境駅マニアみたいな年配のオッサンがおりました





実は、秘境駅《押角》のホームはこの橋を渡った先なのです




一人だったら行っちゃうんだけど、さっきのオッサンの目もあるしなぁ…




今回はカミサン一緒だし…




っていうか、橋、朽ちてるし。。






後付け感タップリの単管パイプの手すり




しかも上流側だけ…




増水してたら怖かっただろうなぁ




ちょっと待てよ? だーれも住んでないんだけど、この辺り。




うん、確かに秘境駅だゎ。。






足元には穏やかな川の流れが




⬇ 在りし日の押角駅ホーム(Wikipediaより)








この辺りは刈谷川に沿って道が延びています



浅い流れが道路のすぐ下を流れ、木漏れ日が優しく降り注いでいました






国道なんです、一応。。(^^;




再びヘアピンを通過する頃には川は道路の遥か下を流れるようになり、ガードレールがない場所は落ちたらアウト…




真剣にかなりヤバイです






和井内の集落が近くなってくると、風景も広々としてきて一気に緊張がほぐされます (^^)




だんだんと稲穂の色が黄金色に変わってきています



まっすぐ~♪






和井内の集落にて




戸塚高原の登り口、ここなのかな?






ここが安庭害鷹森林道の入口です






ここも茂市から来ると安庭山荘の看板が目印になりますが、押角の方から走ってくると目印となるものがありませんので注意が必要です