Sさんの代役に抜擢! | ぜんそく力な4コマ漫画ブログ

ぜんそく力な4コマ漫画ブログ

実話をもとにした4コマ漫画を中心に
毎日バラエティに富んだ記事を
更新しています!


現在、メインブログの更新情報を更新中です。

僕の再就職の話シリーズです。
第6話はこちら


僕が会社に入って1年が経とうとしていたある日、社長から突然、食事の誘いがあった。

「いつも頑張ってくれているから、特別だから、他のみんなには内緒にしておいてくれ…」

と、社長に口止めされていた。


そして週末の仕事上がり、他のみんなには気付かれない様に1度帰宅するふりをして、約束の店へと行った。

中華のお店で、高級店ではないが、料理も美味しく、紹興酒などを飲ませてもらった。

「君みたいな社員は、これからも頑張って欲しいから、特別だよ!」

「これからもウチの会社に居て欲しいからね~」

なんてべた褒めされ、僕も上機嫌になり、
「僕も漫画家辞めて勤める以上は、上を目指したいんですよ!」

「やはり成形を極めていきたいんです!」

なんて、社長の前でかなり偉そうな事を言っていたのだが、社長はただ、「うんうん…」と聞いてくれていた。


凄く楽しかった食事会が終わり、週が明けた月曜日…

朝、会社に行くと突然社長に、
「S君、君は今日は別の部署に行ってくれ!赤男君は、S君の仕事を代わりにやってくれ!」
と言われた。

僕もSさんもかなりビックリしたが、ちょうどその時、別の部署に欠勤者が出たので、Sさんが代わりに行くのだと納得した。


入社して僅か1年の僕…

いきなりSさんの代役として部署を仕切り出したので、周りの先輩達も皆はてなマークはてなマーク状態だった。


その日1日、あまり記憶がないぐらい、とにかく一生懸命頑張って、かなりヘトヘトになっていた…

「こんなに疲れたのは、入社した初日以来だ…あせる


普段は人を褒める事などない先輩のAさんも…
{EC754CD4-7BB6-4E9B-AFE8-1CC79F0A0E51:01}
「今日は大変だっただろう、よく頑張っていたよ!」
なんて言ってくれた。

そしてその日の帰り、社長にちょっと呼び止められて…

「今日はどうだった?」

「はい…かなり大変でした…汗

「管理者としての能力は、S君より上だと思っているから、これからも頑張ってくれよ!」

「はっはい…お疲れ様でした!」




そして次の日は、欠勤者もなく、僕もSさんも通常の業務に戻る事になった。


そんなこんなで何事もなく1ヶ月が過ぎた頃、事態は急展開するのであった…




…続く。




この時に社長が言っていた、管理者としての能力は上と言う言葉…

この時は不慣れな状態で1日頑張った僕への、労いの意味で言ってくれたのかと思っていました。

しかしこの1ヶ月後に、社長の本気の言葉だったと実感しました。




いつも応援ありがとうございます^ ^


ペタしてね読者登録してね


iPhoneからの投稿