哀しみの名ばかり課長 | ぜんそく力な4コマ漫画ブログ

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直属の上司だったSさんと立場が逆転し、僕が現場を仕切るようになった。

しかしその現場は、僕にとって非常にやり辛い状態だった。


まず、新たな現場の責任者として任された僕…

入社1年で上司と立場が逆転になったのだが、実際は手当も肩書きも何もない状態だった…


そして現場には…
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僕の元上司だったSさんがいる。

そしてこのSさん、肩書きは「課長補佐」のまま部下として現場にいた。

Sさんは課長補佐…?


すると課長は…?



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現場の最年長者、Aさんがそうだった。

彼もまた、酒癖の悪さから課長の肩書きのまま、Sさんと立場が逆転した身だった。

そしてさらに…




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おじいちゃんの愛称を持つ、Sさん。

学年は僕の1コ上なのだが、仕事でのキャリアは10年以上先輩…


こういうメンバーの中で、現場を仕切らなければならない状況…

他の部署でも、急にSさんと立場が逆転させた上のやり方に、不満を持つベテラン勢がいて、常に肩身が狭い状態だった…


肩書きも手当もない…

なのに責任者として、職務を全うしないといけないプレッシャー。

元上司のSさんとの関係もギクシャク気味で、時に意地悪な処理をさせられる事もあった…

そんなストレスからか、酒に酔って荒れたりした事もあった。


そんなある時、会社の品質について、クレームが来るようになった。

お客さんには、
「他社の成形品はこんなに綺麗なのに、おたくの成形品は質が悪い!」
「日本一汚い品物だな!」
なんて言われた事もあった。

僕は責任者といっても、実際は現場で成形品を作っているのは、Sさんなどの濃いキャラ達。

キャリアばかりで、実際の成形の知識は皆無に等しい状態。


僕は独自で数千円はする専門書を買いあさり、独学で成形を学び、それを応用し、会社の品質の向上させる事に成功させた。


その功績で、次第にSさんや他のベテラン勢も完全に僕を認めてくれる様になり、その間に、弟達や妻など後輩も入社して、現場も自分のやりやすい状態になった。


Sさんとの立場が逆転してから1年が過ぎ、ようやく僕に「主任」という肩書きと、役付手当が付く様になった。


そして社長から、将来の幹部候補と言われるぐらいに信用と信頼を得た僕…

その間に結婚もし、子供も2人恵まれて、順風満帆な時が数年続いたが、あのリーマンショックが起きた2008年、この頃から僕と社長との信頼の歯車が狂い始めるのであった…



続く…





Sさんと立場が逆転してからの1年は本当に大変でした。

肩書きも手当てもないのに、ベテラン勢からは、「責任者なんだからしっかりしろよ!」と言われたり、「社長に気に入られて、いっぱい貰ってんでしょ?」などイヤミを言われた事もありました。

それでも努力をして、社員全員に認められ、10年ぐらいは本当に順調でした。


しかしあの、リーマンショックがあってからは…





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