漁師村の歌

テーマ:
♪アリャコリャ
アリャコリャ
アリャコリャヨ

アリャコリャ
アリャコリャ
アリャコリャヨ

アリャコリャするうち
夜が明けた

於満孤する間も
無かったよ



漁村で歌われた春歌。地引き網を曳くとき、村の老若男女、手すきの者はすべて駆り出された。
単調でキツイ仕事を楽しくこなそうとすると、やはりこう言う歌になる。
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炭鉱節

テーマ:
♪ゆうべ素直にとけた帯 

 ヨイヨイ

 今朝はなんだかしめにくい

 あなたの情にほだされて

 しめる端からとけてくる

 サノヨイヨイ



「炭坑節」とは
♪月が~出た出た~月が~出た~ヨイヨイ
で知られる有名な歌。
この歌はあまりに有名なので、全国いたる所で替え歌として歌われた記録がある。
今日紹介した歌は娼家辺りで歌われたものと思われる。もう少し過激にいくなら、

♪着くよつくつく何がつく

 ヨイヨイ

 港みなとに船が着く

 お寺の和尚さん鐘をつく

 わたしゃあなたにからみつく

 サノヨイヨイ
♪女のおふろをのぞいてみたら

 一ノ谷から壇ノ浦

 屋島の戦さでもみるように

 色とりどりの舟がある

 男のおふろをのぞいてみたら

 大阪城の夏ノ陣

 よろいかぶとをみなぬぎすてて

 ぬきみの名刀ふりかざす


昭和33年、ペギー葉山が歌ってヒットした「南国土佐をあとにして」の替え歌。
この「南国土佐をあとにして」には元歌があったようで、その時から歌う人によって歌詞も曲も若干違ったらしい。
終戦後の兵隊がよく歌ってたようなので、おそらくその時から春歌としてのネタに、この元歌が使われていたと思われる。