仕事のこと、日々の暮らし、趣味のことなど、何気ない日常の中にあるささやかな輝きを忘れないように。

仕事のこと、日々の暮らし、趣味のことなど、何気ない日常の中にあるささやかな輝きを忘れないように。

ピアノ調律師をしています。何気ない日常の中に密かに隠れている輝きを見つけたい、そんなことを考えながらつらつらと書いています。

ピアノの調律で出会ったピアノ、持ち主様とのなんとも深いストーリーを書いていきます。また古いものが大好き。特にイギリスのアンティークなんて良いですね❗手巻きの時計とか万年筆とか古い椅子とか、思い入れのあるものについても綴っています。

新しい工房に看板を設置した。



仲間の技術者と並列して、設置。



材質はステンレス。そしてデザインはキーライムデザインの代表の大内ひとみさんにお願いした。







工房の中の木の温もりと、ステンレスプレートの冷たさがとても合ってる気がする。



トネリコの小ぶりな鉢を置いてみた。












看板設置で、一区切りです。



あとは、頑張ってピアノを直して、販売します。



「互いに手を差し伸べ…」という歌詞に


両手のないひとのことを思って悔しがる少年に柴田恭平が辞書を渡す。




少年は本来の意味のほかに、別の意味があることを知る。


「手」…ある局面において効果的な力。


「差し延べる」…持てる力をいかすこと。


両手がなくても、手を差し延べることはできることを知る。





ファミマで、どうしても


「ポイントで」と言えない(T . T)





「サマセット・モームは「どんな髭剃りにも哲学がある」と書いている。どんなにつまらないことでも、日々続けていれば、そこには何かしらの観照のようなものが生まれるということなのだろう。」


村上春樹はかつてそう語っていたのを


コーヒー豆を挽きながら思っていた。


観照ねぇ…


特に何も生まれてこないが…



もう50回以上、毎年の卒業式で校歌や、合唱の伴奏の役目のグランドピアノ。




錆びた弦と、潰れたハンマー。割れた響板。






無数の爪の跡が生々しく刻まれている鍵盤蓋の内側。



それでも、マイノリティだと自認している音楽の先生のダイナミックな演奏にも応えてくれている。




卒業といえば、斉藤由貴(🎵制服の胸のボタンを〜)や荒井由実(🎵卒業写真のあの人は〜)の淡く切ない歌ではなく、


尾崎豊の刹那と絶望感を思い出して少し苦しくなるのは、中学時代に教師たちから力で抑え付けられてきた世代だからだろうか。


🎵仕組まれた自由に 誰も気づかずに


あがいた日々も 終る


この支配からの 卒業


闘いからの 卒業 🎵