【 にじのねいろソルフェージュ 譜読み編 】
~夢中で遊んで☆気づけば読めていた Stage9 リズムのトレーニングは賢くなる?~
Stage9
ご無沙汰しております。
続く続くと言っておきながら早1週間以上…
すみません💦
【にじのねいろ0】の入稿に追われておりました💦
最後とかもう、いつものごとくドタバタ劇ではありましたが(笑)、なんとか無事、印刷所に入稿することができました!
8/10以降、お申込み順に、順次発送いたしますので、お申込みくださった方は、今しばらくお待ちくださいませm(__)m
また、通常販売は、8/11~受付いたします。
8/11~8/17は、ちょい割引があります!
詳しくはまた後日☆
さて。
そんな久々連載再開の今回は、リズムとIQについて。
みんな好きですよね~IQ上がるとか、賢くなるとか。
いえもちろん、私も決して嫌いではありません、ていうかむしろ大好き!
ですが、音感の時にも散々書きました通り、“IQ上がるよ”系の話には、諸々注意が必要なのです。
例えば、リズムのトレーニングをするとIQが上がる、という説があります。
今回のトピックはこれ。
まず結論から申し上げますと、上がる可能性は、あります。
ところが、これには但し書きをいっぱいつけないといけないのです。
込み入ったお話なので、順番にいきましょう。
まず大前提として、リズムのトレーニングをすることで発達する主な脳の部位は【前頭前野】と言われています。
ここは、「ワーキングメモリー、計画、抑制、判断、切り替え、認知、実行」等、人間的に高度な能力を担っています。
なるほど!
ということは、やっぱりリズムのトレーニングをすると頭が良くなるんだな!
よし!
うちの子も急いでやらせねば…!!
……まぁ別に間違ってはいないのですが。
ちょっと落ち着きましょう。
モノには順番があるんですよ…!!
身体の発達と同じく、脳の発達にも順序があります。
具体的には、
1.中から外
2.右から左
3.後ろから前
の順です。
細かい事は置いておくとして、前頭前野はその名の通り、脳全体で前の方、大雑把に言えば、おでこ周辺の脳を指します。
つまり、最後に発達し始め、最後まで発達し続ける部位なのです。
よく、○歳までにやらないと!!
的な、ややヒステリックな煽り文句を目にしますが。
気にしなくて良し!!
大体ですよ?
「ワーキングメモリー、計画、抑制、判断、切り替え、認知、実行」
が、そこまで立派に発達してる小学生なんか、見たことあります??
私は、無いです(笑)
確かに、脳の大きさは、幼児期にほぼ決まっていて、小学校入学以降はそこまで大きくならないのですが、脳って大きくなったらハイ!出来上がり!
ではないんですよ。
繋いだり、刈り込んだり、諸々先々まで育つ要素が満載なわけですよ。
“最後に発達し始め、最後まで発達し続ける”
というのはつまり、そういうことなんです。
だから、全然、焦らなくっていいんですよ。
音感の記事にも書きましたが、人間が発達するときには必ず、“快”が伴います。
気持ちいいんです。
ですから、子どもがやりたがった時、楽しんでやってる時が、“やるべき時”です。
その子自身のタイミングが大事なんだよって話☆
ということで、やや説教臭くなったところで、今回は、ここまで。
次回は、
リズムトレーニングにおける“動きの発達”についてです。
乞うご期待☆
「にじのねいろ」制作秘話 堂々(?)完結!
のだめカンタービレに見るピアノと発達(もう☆)完結!