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Mirk wooD

アクセサリーのハンドメイド、家具や小物のDIYで乱雑に楽しむ様子を主に書いていきます!


またこんな時間ですが
ごきげんよう。

寝る前です。

随分遅いですが(笑)



今日は実家の片付けを頼まれて
古いものを一掃していたのですが

やはり幼い頃のアルバムやら
通知表やらが出てきて

微笑ましくもあり、
逃げたくもあり(笑)




その中で
一冊の絵本を見つけました。

私が小学生の頃、
気に入っていた
宮沢賢治の
猫の事務所です。


当時私は
他の本にはない言い回しや言葉遣い
それらがとても聡明に思えて
それだけでも魅力を感じていました。

内容としても、
周囲と馴染めない
努力が空回りしてしまう自分を
窯猫に
重ねていました。

その猫をより一層
不憫に感じたのを、
そんな自分を不甲斐なく思ったのを覚えています。



掃除や片付けをする中
不意に現れたその本を
酷く懐かしく思って持ち帰ったのですが

先程読んでみたら
やはり

昔とは少し感じ方が違うものでして。



なるほどこういう絵を使うのは
そういった意図があるのだろうなぁとか、
この表現の仕方は本当にその通りだが
なかなか思いつくものじゃないなぁとか…


そんなところも冷静に見れる
自分がいました。


でも確かに

「その猫」に
重ねてみることはしたので
やはり私なのだなぁと
痛感したり(笑)


それでも

なんだか昔より
楽な気持ちで読めたなぁと思います。



多少なりとも
成長みたいなものが
こういう形で感じられたのは
希少な体験だったと思います。




幼少の思い出を辿るのも
悪くありませんね。