いつものメンバーで後輩Sの結婚祝いをしていた2次会でした。
合図は「“こつ”る?」「“こつ”っとく?」(笑)
そこは当然「“こつ”っとく」でしょう!!!
レッツゴー!!イエーイ!!!
ビンビールをさらっといただいてまずはお漬物。
このあたり、まさに序章といった感じ。
ではいきますよ。
はーい、やってきましたーこちらっ!!
「そこいも」です!!!
「そこ=底」ってヤツがサルベージと呼ばれるものですね。
伝統のお鍋の底の方からサルベージ船のように救い上げていただけるヤツ。
それにじゃがいもをあわせて、ハイ「そこいも」!!
はい、どーぞ(笑)!!
あぁ、もう脂のところがぴょるるるぅ~って!!!
キャーーーーッ!!!
底と芋。
おネギと七味をかけていただきます。
あぁ、もうしかし、うなる程にうまい!!
やはりこの味はここでしか出せない、まさに唯一無二の味わい!!
秘伝の継ぎ足し八丁味噌の織り成す複雑で重厚な味わいは筆舌に尽くしがたい。
とんがった塩辛さは全く感じさせないどこまでもマイルドな口当たり。
それでいて深く・・・深く・・・どこまでもふかーい、味わいです。
さまざまな味わいが渾然一体となって溶け合った一つの小宇宙・・。
そしてボクは頼む・・・
そう、熱燗を!!
あの八丁味噌による発酵の芸術品をいただくには
やはりもう一つの発酵の芸術品でなくてはなりませぬ。
あぁ、ヤバイ!!!
底いも単体よりさらにうまさが増しています!!
これぞ発酵のなせる妙味なのでしょう。
人間が唯一成功した錬金術、それが醸造。
みなさん、ちゃんと「もやしもん」読んでますか(笑)
ここ「へんこつ」さんに来て、このおでんをいただきつつ、熱燗を飲むともうダメ。
ボクは一人うつむいて目をつむりうなるのです!!
「っく~~~っ」(感涙)
***************************************************************************