今回のブログはフランスでこれからポータブルエアコン買ってみよっかな~と考えている方には少し参考になるかもしれませんが、長いのでおヒマな時にでも。
今月頭にあまりの暑さにパリに店舗のあるCdiscountというお店から、通販にてポータブルエアコンを注文し、今週末やっと到着しました。しかしまぁセットアップまで長い道のりでございましたよ
到着といっても、自宅までの配達には60ユーロ近くかかるというので、チープな月島永福夫妻はもちろん最寄りの町の指定ロケーションまで取りに行ったら無料という選択肢にしました。
私たちの住む町から車で約30分ほどのキャプマルタンという町のチェーンのスーパーCasinoで受け渡しとのこと。
フランスの通販で買い物をすると、度々受け渡し場所が花屋さんだったり、スーパーだったり、その時々で違うのです。
スーパーに入ると、受付Accueilというデスクがレジの横にあるのを発見。たぶんあそこで受け渡しだろうと行くも、誰もいない。
すぐ隣のレジに2人の女性店員が暇そうにダベっているが、サービス精神などはあるはずもなく、見て見ぬふりをしてダルそうにしてる。アメリカでもだいたいこういうのはよくある話で、日本のホスピタリティーって当たり前じゃなく素晴らしいと思う瞬間。
月島さんがその子たちに小包受け取りに来たと告げると、担当の男性が到着。なんちゃらかんちゃら~⁈と言ってきましたが当然全てを理解できるわけもなく、
月島さんがかろうじて小包受け取りとCdiscountという単語を聞き取り、うぃーうぃー!とさも全てを理解してる風に答えてパスポートを見せ、手続き無事終了。
言葉を覚えたての時って、ほんの少し通じたりうまくいっただけでもいちいち嬉しいもんなんですよね…。
そこからお店の男性、ここからかなりたどたどしいけど英語にスイッチしてくれて、どうやらここから車で別の場所に行って受け取りらしい。
しかし、彼の発音はあまりにフレンチとフュージョンを起こしていて、ネイティヴ発音しか理解出来ない永福にはチンプンカンプン。
でも月島さんが、大体言ってることは分かったと普段察する能力の低さには定評のある彼にしては驚異の理解力を発揮。
え!よくわかったね!と言うと、
「あのね、第二外国語同士だと分かりやすいの。あの人の言おうとしてることが手に取るように分かるんだよ~!言葉を聞こうとしたらダメなの!言葉じゃないんだよ!」え言葉じゃないんだ。謎すぎる。
結局、私たちの今運転しているフルサイズSUVではかなり無理がある小さな通りにやっと車をつっこみ、その男性が機械で車に乗せてくれてなんとか無事loading完了。
さ~~あとは家に帰ってこれを取り付けるだけじゃ~~
そして家の真下に駐車し、月島さんがエアコンを降ろそうと箱に手を掛けると…
重ッ
うちのアパートは4階ですが、エレベーターがありません。
長く続く螺旋階段を目にして、私も流石に手を貸そうと持ちましたが、ほんとにビクともしない
どころか私が片方持つと変なバランスで持ちにくいから一人で運ぶと。そして、一段一段バーベル上げの選手さながらのスタイルで部屋まで持って行ってくれました。
ありがとうよ~~月島さん感謝感謝
しめて重さにしてなんと70キロ越え…
もはやポータブルって重さじゃないし。
は~~!やっと部屋に到着した!
ってところではたと気がついてしまいました…
そういや温風ダクト外に出すのに、フランスのこの観音開きの窓でどうやるの?
イヤイヤ、フランスの家の窓は観音開き多いし、そこでこれ売ってるんだから、大丈夫だよ、何か方法あるはずだよ~
直ぐにネットサーチをしましたが、まーなかなか出てこない。英語と日本語でサーチして、やっとヒットした日本人の方のブログを発見!
すると、やはりフランスの観音開き窓に取り付ける布製のカバーが市販されているとのことで、その後ニースのホームデポ的お店に行き、やっと手に入れました!
もしかしたら今後私と同じようにフランスでポータブルエアコン初めて使う人用にここに載せておきます。
これがそのWindow Stripという窓の隙間を埋める布。なんと65ユーロもしました。高すぎるよ~
窓の上下とかに付属のマジックテープで留めます。これも天井が高く窓も大きいので高いところは梯子を使っても結構な作業。
でも、何とか全て装置完了!
…いや~!やれやれやっと終わったね~!これで夜は涼しいよ♡
2時間後…
用事で部屋に入ると愕然
付属のマジックテープの両面テープが弱すぎて、全部剥がれ落ちてましたとさ。
てことで、後日画鋲買ってきます