(MTV特別番組"michael jackson´s Human Nature"より)
Teddy Riley
~テディ・ライリーが語るMJと子供たち~
“インヴィンシブル”の制作で、彼(マイケル)はNYに子供を連れて来た
僕は子供たちとの対面に緊張したよ
マイケルに「パリスとプリンスに会わせたい」と言われたんだ
「そりゃ凄い」と僕が言うと、「もうすぐ来るから座って待っててよ」と
自分の姪と甥に初めて会うような気分だったよ
彼は僕の兄のような存在だったからね
子供たちが入ってくると、僕の事を“Teddy(テディ)”ではなくて“Theodore(セオドア)”とマイケルは紹介したんだ
※“Theodore”が本当のミドルネームであり“Teddy”はその愛称
子供たちは「やあセオドア」と挨拶してくれたんだ
家族の一員になれたようで嬉しかったね
子供たちといるときはいつにも増して人間味がある
毎日、本を読んであげてた
“インヴィンシブル”を制作している間、彼は一日も欠かさず子供に本を読み聞かせてた
素晴らしい父親だと感じたよ
彼は自分が受けたようなつらい仕打ちを、子供には経験させたくなかったんだ
決して子供を叱らなかったね
解決にならないと分かってたんだ
自分のようにはさせないと心に誓ってた
叱る代わりに、部屋で反省させたり、本を読ませたりした
“部屋で反省”と言っても普通のやり方とは違うんだ
ベッドに寝てるように言いつけるだけだ
壁を背にして立たすようなことはしない、10分や1時間もね
子供たちはベッドで“テレビは禁止” 楽チンな罰だよね
でも子供たちは罰の意味をちゃんとわかってた
それが僕が見たマイケルと子供たちだ
彼らは父親を深く愛してた
だから父親がいなくなり心から寂しがってると思う