札幌は、昨日からずっとずっと吹雪模様
夫も私も、朝から何度雪かきをしていることか。。。
窓から外を眺めると、
目に入ってくる色は、「白」が圧倒的
こんな景色は、まだしばらく続きそう(´_`。)
色彩を取り戻す季節が、ホントにホントに待ち遠しい2月です
先週土曜日
「日本ユニバーサルカラー協会」のセミナーに参加してきました
「やさしさと思いやりを伝えるユニバーサルカラー
~医療・福祉における色の可能性を問う~」
というテーマのもと、3名の先生がたが講演してくださいました。
先生がたの講演は、それぞれの専門の立場から、興味深いお話ばかり
美容保健学の教授の木村先生は
「色」と関連付けて「皮膚と紫外線」のお話を。
ワタクシ、
お肌の曲がり角をとっくの昔に過ぎて、むしろ何往復もしてきちゃったくらいのお年頃なんで
思わず身を乗り出して聞いちゃいましたねぇ(笑)
メモを取る手もサラサラ進んじゃってね(^_^;)
ユニバーサルファッション協会の森先生からは
とても元気をいただくお話を聞かせていただきました
「年齢、体型、サイズ、能力、国籍、性質、文化…などで、人を差別しない、
誰もがファッションを楽しめる社会をつくることを目指す」
…これ、スバラシイ!!
お気に入りファッションは、ひとをイキイキさせてくれます
好きな色、キレイな色、それを身に着けているだけで、笑顔になれるもの
ちなみに、
いま、ファッション業界では、オトナ世代がマーケティングのターゲットになってるんですって。
たとえばイオングループが提唱している、55歳前後のGG(グランドジェネレーション)世代。
子育てが終わった世代の夫婦。
夫婦そろってコーディネートして、2人で仲良く出かけましょ~、ってところかしら
まさに私たち、ストライクど真ん中!じゃないですか~
ま、おしゃれして、一緒にお出かけしてあげてもいいけど~、…買ってくれるならね(笑)
日本ユニバーサルカラー協会理事長で、カラーコンサルタントの南先生は
おもに「社会のさまざまな場で、色がどんなふうに使われているか」ということと
その具体的な取り組みについてお話くださいました。
先生のお話を拝聴して、
色の使われかたについて、そういえば…とあれこれ思い当たることが
色は、一種の「情報伝達」の役割を果たしてくれてますよね。
たとえば、
お手洗いの男女の区別。
一般的に男性用が黒や青、女性用が赤。
デザインを見なくても、私たちは色でそれを区別して、おかげで間違えることなく利用できます。
(なかには、知っていても男子用トイレを平気で使うおばちゃん軍団もいるけどね w)
電車の路線の区別も。
たとえば、
札幌の地下鉄は3路線ありますが、
南北線が緑、
東西線はオレンジ
東豊線は青
…と、それぞれシンボルカラーが設定されています。
その色のおかげで、乗り換えのときもその色の指示をたどっていけば
お目当ての路線に乗ることができるってワケです。
こうして、色分けされていることが、その関連性を意識させてくれて
私たちの「一瞬の判断」を助けてくれているんですね。
ほかにも、水道の蛇口の「赤→お湯」「青→水」など、
日常生活ではいくらでも例があります。
こういうことを意識して、まわりを見回してみるのも面白いかも。
何か新しい発見があるかもしれません(^_^)
ユニバーサルカラー協会では、高齢者の施設や病院などのインテリアに使う色の提案も
しているそうで、その例もいくつか紹介されました。
医療器具の分野でも、色の使い分けが大いに役立っているそうです。
全ての人が、快適で使いやすい色を提案すること。
これが協会の目的だそうです。
色は人の心に大きく作用するもの。
だからこそ、上手に生活に取り入れることで、
快適さのアップや心身の健康増進にもプラスになるんです♪
それを色々な形で広くお伝えすることも、私たちの役割なのかな~と
僭越ながら、そう思いました
このセミナーにお声をかけてくださったMちゃん、
一緒に参加してくれたIちゃん、Eちゃん、ありがとう
※「日本ユニバーサルカラー協会」は、
医療と福祉、高齢者に向けた取り組みをしている協会です。
色弱など色覚異常のかたに向けた取り組みは
「カラーユニバーサルデザイン」と呼ばれるもので、活動としては
別のものだそうです。
誤解のないように付け加えておきます(^_^)