GWも今日でおしまい

世間の皆様は渋滞と混雑でさぞかしお疲れのことでしょう(´Д`;)


一足早くGWを満喫しちゃったミュルアは
そりゃあもう連休中はお仕事に精を出してたよ(´0ノ`*)


でも火曜日定休のきのうは
ちょうど和太鼓の講習会が開催されてたので
篠笛の部門に初参加


何でもそうだけど
やればやるほど奥が深く
だからこそまたおもしろいんだな


その講習会の後はいろんなチーム同士の交流会


主催してくれたチームの人と話をする機会があって
その時の話がとてもおもしろかったんだ


その人は程よく酔いも回ってご機嫌に
でもその瞳の奥は真剣で
熱くこんな風に語った


『オレはみんなで太鼓を叩くことが世界平和につながると思うんだよ』


そして話は戦争や教育の分野まで広がった

『原爆を2度も落とされて大人しくしていられる民族は日本人くらいだろう

普通だったら倍にしてやりかえしても足りないくらいだろ

だからこそ日本人の平和に対する役割は大きいよ』


まさに同感の私はなんだか感動した


沖縄の琉球村に行った時の事

シーサー作りに夢中の子供たちはお姑さんにまかせて
私は写真を撮ろうとブラブラしてた


そこは狭い敷地に数棟の古民家を復元させてて
その縁側で
沖縄衣装を着た若いオネエチャンが三味線のような
三線を弾いていた


まわりには誰もいなかったので
その彼女に何か唄ってほしいとリクエストした

何がいいかと聞かれたので
とりあえず有名な『島唄』をリクエストしてみた


三線の音色は沖縄の高くて青い空に響き渡った


彼女が歌い出したら
胸の内側がくわぁ~っと熱くなって
涙が溢れ出した


なんでだ~~~?と自分でも驚きながら
さすがにここで泣いてたら浮くでしょと思って
空を見上げて涙がこぼれないように工夫した


それはそれは懐かしくて
そしてまた深く悲しい涙だということは感じた


でもどうしてなのか自分でも不思議でたまらなかったよ
沖縄人だった過去生でもあるのかしらん

あとでその意味を知るんだけどね


沖縄から戻ってYOU TUBEでしみじみ島唄を聴いてみた

そしたらこの唄って実は反戦の唄だったんだね


第二次世界大戦で唯一地上戦を強いられた場所が沖縄


ひめゆりの塔でもおなじみだけど
兵士のみならず民間人がこぞっての激戦地になって
その犠牲者は5万人とも20万人とも言われている


本土進攻を遅らせるための『捨て石』になったとも言われる沖縄戦

その戦争の悲しみを歌った唄だったんだって


隠された意味の歌詞を紹介するよ


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


島唄 The Boom

(1)

でいごの花が咲き出す春

沖縄本島に米軍が上陸した

でいごの花が咲き乱れる頃
米軍の侵攻は続いた

残酷な殺戮は寄せては返す波のように繰り返された

サトウキビ畑で出会ったあなた

防空壕の中で永遠のお別れをした

島唄よ

風に乗って海の向こうまで届けておくれ

亡くなった人たちの魂を

沖縄の悲しみを

島唄よ

風に乗ってニライカナイ(天国)まで届けておくれ

亡くなった人たちの魂を

私の想いを


(2)


でいごの花が散る頃
たくさんの尊い命が亡くなった

今はあの悪夢が嘘のように静かだ

しあわせな生活の日々ははかなく消え去った

さとうきび畑で一緒に歌い遊んだあなた

防空壕の中で永遠のお別れをした

島唄よ

風に乗って魂とともに海を越えて

あの人のいるニライカナイへ
私の愛を届けておくれ

今 あなたを想い 永遠の平和を祈る


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


この曲はThe Boomの宮沢和史さんの作品で
表面的には男女の恋愛の出会いと別れで仕上がってるけど
奥にはこんな思いが隠されていたんだって


悲痛な悲しみの叫び声と
強い熱い平和への願いが込められた唄なんだね


沖縄の強い日差しとは対極にある
沖縄の深い傷と悲しみ


大きな光と影を抱えた島なんだね


広島原爆を受けて爆死してる私の過去生がそうさせたの
私の中にある日本人という民族としての集合意識がそうさせたのか

未だに沖縄のその地に色濃く残る
戦争の爪跡のエネルギーを無意識に感じ取ってしまったのか

定かではないけれど
この歌詞を今読んでも涙が溢れそうになるんだよ


日本はもう2度と同じ過ちを犯してはいけないし
もう2度とこんな悲しみはいやだよ


日本の役割はいろんな意味でも大きいね


でも世界平和を唱える前に
まずは自分の心の中の平和を実現することだね


常に平安と安心の中で生きることができれば
目の前の家族や
身の回りの人々との平和はカンタンに実現するだろう


そしてそれは武器を楽器に替えて
音楽やダンスに乗せて
なおかつ国境や人種を越えて
人々のハートに沁みていくのだろうね


よかったら上の歌詞を噛み締めながら
しみじみこの歌聴いてみてね

※補足
coconutさんへのコメレスに
いまここ塾の阿部さんの記事をコピペしたので
是非コメント欄も読んでいってね

http://www.youtube.com/watch?v=n7ggJquImms