宇都宮の護国会館で行われたAKIRA ライブに行ってきたよ



今回は私の兄貴(やっぱり明という名前)とその娘(姪っ子)と

友達カップルでの参加



うちの明をAKIRAに会わせようと思って(笑)



で、前日にAKIRAにミクシィからメールした


「明日は明という兄貴とその姪っ子と

友人カップルとで参加します」



そしたらすぐにレスが来て


「今、明日の選曲をしてるところだから

その友人カップルと兄貴と姪っ子に捧げる歌を選ぶよ」と

AKIRAからの温かい返事


なんて素肌感覚の人なんだろうって感動した


こんな私にまで

身近と言うか近い距離にいる人なんだなぁってうれしくなった



午後6時に始まったライブは

まず最初に

骨髄バンクへの登録を呼びかける活動をしながら

デュオで歌っているファーストステップという人たちの歌で始まった



ウクレレと鍵盤ハーモニカで奏でる

「ハナミズキ」


切なくてでもその温かな歌声に

しょっぱなから胸にウッとキタ



AKIRAの最初に歌った曲「ソウルメイト」は

友人カップルへの歌だとわかった


だからか尚更うれしくて涙が出そうになった




私はAKIRAの一言一言や

歌詞を聞き漏らすまいと

耳をダンボにして聞き入った



今回もAKIRAの言葉で

特に印象に残った言葉がたくさんあった



【パーフェクトファミリー幻想】


「みんなはどこかで完璧な家族があると

思っているかもしれないけど

それは幻想であって

日本中いや世界中どこを探しても

そんなパーフェクトな家族は存在しない


必ず家族というのは必要な学びのために

最悪(実は最高)な配役で構成されてる


最悪な家族関係を通して

最高な学びが用意されてる」



パーフェクトファミリー幻想・・・


この言葉を聞いて救われてる自分がいた


知らず知らずそんなパーフェクトな家族像を

思い描いて

そうならない現実に

心が折れそうになる時があるからだ



機能不全を繰り返しながら

失敗や勘違いや誤解を繰り返しながら

ぶつかり合って

憎み合って

でも少しずつ和解し

歩み寄り

赦し合っていく家族



綺麗ごとでは家族や夫婦はやっていけないものだから


ボロボロのドロドロのズタズタでいいんだね



その悲しみや怒りや苦しみの体験は

必ず超えて行けるはずだから



地球人は今その体験の真っ最中なんだろうね


100組の家族がいたら

100スタイルの家族があるんだね




【うまくいかない時の自分こそ最大に褒めてやれ】



「うまくいってる時は

黙っていても他人が褒めてくれもの

うまくいかない時の自分ほど

1番大きく成長できるチャンス

そんな自分を1番に

自分が褒めてやらなくてどうする


失敗や間違いはどんどんしていいし

それが成長や学びにつながっていく


いけない事はそこから何も学ばないことだ」



「堂々と間違えろ」というAKIRAの名セリフもあるけど

本当にその通りだと思う



失敗や間違いを許さない厳しい社会は

萎縮してしまって生きにくいよね




【インラケチ あなたは私】



メキシコの先住民の挨拶「インラケチ」

の握手は指を絡ませる合う独特のもの


それはあなたと私は1つですよよいう意味



マヤ歴が2012年12月22日で終わる(アセンション)

という話から

もしその日この地球の歴史が終わってしまったら

あなたはどうしますかという質問で


やっておきたいことをする

例えば銀行強盗とか

なんてジョーダンを言いながらも

でもきっといつもと同じような生活をしているだろう


歌を歌ったり絵を描いたり小説を書いたり

自分の好きなことをしているだろうと言うAKIRA



私もその時思い浮かんだ言葉が

「私はそれでも種を蒔くだろう」という

誰かの言葉



いつものように子供たちに世話を焼きながら

お店でカットしながら仕事してるだろうな



先のことは誰にもわからない


今という瞬間の積み重ねが未来なら

今目の前のできることを精一杯やるだけだよね




【ぬちどぅ宝】(命は宝)という

沖縄の戦争を歌った曲では

スイッチが入ってしまい号泣してしまった


嗚咽しそうになって参った



地上戦になった沖縄の洞窟の中で

自決していった人たちを唄った歌



AKIRAはその洞窟を実際に訪れ

まだ骨がそのままに散乱されてる中で

鏡のコンパクトを見つけたことが印象深かったという



大事なコンパクトを胸にしまいながら

死んでいった若い娘のものだろう



そしてこれからは【和解の時代】になっていくだろうというAKIRA



起きてしまったことは

もう悔やんでも仕方がないんだよね



誰かが赦さなければ

先に進むことができない



どっちが先に赦すんだろう



まず自分から赦すことができたらいいよね

すごいチャレンジだろうけどね




AKIRAの唄は

抑圧して封印していた心を

解いてしまう力がある



自我や記憶はそれに抵抗しようとするけど

それをも凌駕してしまう大きな力があるのかな


一体それは何なんだろうね




今回は「共生」と「光」というテーマのライブで

途中

藍染を指導しながら

宇都宮大学で教鞭をとっている佐々木先生の

マンダリンのソロ演奏があったり


これまたAKIRAのギターとマンダリンのコラボが

ハマってヤバいくらいよかった



曲のイントロには

大ファンだという

金子みすヾの詩を朗読するAKIRA



「明るい方へ」

「わたしと小鳥とすずと」



実はパパが金子みすヾのファンで

(どんだけロマンチックなんや~笑)

我が家にも彼女の詩集がある


(本当は男性の方が実は繊細でロマンチストなんだよね)



26歳という若さで自死した

それはとても幸せとは言えないような

不幸な人生を送った彼女



そんな彼女の視点から生まれた

数々の詩は

優しくも悲しく

でも分かりやすいシンプルな言葉で

そのものの本質を見つめる



AKIRAの声を通して聞こえてくる金子みすヾの世界と

AKIRAの歌との融合



聞くものを宇宙的な広がりの世界へと誘う

不思議な世界が広がった




途中参加者の方の手作りの1つのパンを

みんなでちぎりながら分け合って食べたり

(まぢおいしかった!)

ほんのり甘くて

作り手の人の心が込もったパンだと感じたパンだったよ



みんなと分け合う、シェアし合うって

理屈を超えてダイレクトに細胞に響いてくるもんだね



参加者みんなで最後は

電気を消してキャンドルサービスをしたり


「たったひとつのパズルが欠けても

今の君はいなかった」と

最後の曲「PUZZLE」をみんなで大合唱したり


ちょっと普通のライブでは味わえないような幻想的で

あったかくてハートに響く体験だったよ



ステキな時間を共有してくれたみなさんありがとう

そしてそんな貴重な体験の場を提供してくれたAKIRAありがとう



今度は9月20日に水戸でライブがあるから

また参加したいミュルアだよ



よかったらみんなも一緒にど~ぉ?

インラケチ!