山梨に住んでるわの舞仲間のよもちゃん

彼女が最近、自然塾を立ち上げた

その名も『やまもん自然塾』

塾生はまだ彼女とのその息子の2人なんだけど
私も仲間に入ろうと思ってる

そして彼女から自然探検のレポートが届くんだけど
それがもうたまらないんだ

あまりにもステキすぎて
彼女の紡ぎ出すコトバに
私の心は毎回フカフカのモフモフになる

まるで谷川俊太郎の詩集を読み終えたような爽快感
満たされ感

いや、それ以上のやまもんキラキラ☆ワールド

なんだろ深いところに響いてじわっと沁みてくる世界

これを私だけの楽しみにしておくのはもったいなすぎる

彼女の自然に対する優しい目線
深い洞察力
畏敬の念

私が知らなかったこと
忘れていたこと
見落としていたこと

実はとてもとても大切なこと

たくさん気づかされる

それはいつもこんな文章から始まるんだ

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やまもん自然塾の仲間のみなさん、こんにちは!

やまもん自然塾は、現在、息子とだけの、小さな塾ですが、

こういう活動報告をつくることで、

離れていても、

みなさんと、一緒の活動にしていきたい。

そういう願いで、作っています。

みなさんの、お子さんとの活動に、日ごろの自然体験に、
つなげてもらえれば、嬉しいのです。

すべての自然がつながっているように、
私達の自然体験もつなげていきましょう。

自然の中で、なにか気づきや、感動があったら、

いつでもやまもん自然塾が、あなたの自然センターであるように!

分かち合いの場であるように!

さあ!

今日のやまもん探検隊の収穫をお伝えします。

ここまで゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

そしてその日の自然観察や体験の成果を伝えてくれるんだけど
彼女はその活動の終了の際には
息子と二人で手をつなぎ輪になって
その時心に浮かんだ感謝の気持ちを言葉にする

こんな風に・・・

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心を一つにして、
その光と、暖かさで、私達を支え続けてくれる、太陽に感謝します。

地球上のすべての水のリズムをつかさどり、
女性達の母の母であり続ける月に、感謝します。

そして、月と共に、くらい夜に光りを与えてくれる星ぼしに感謝します。

私達の隣を流れる川、私達の踏む地中深くを流れる水、
雲となって空を旅し、雨となってふりそそぎ、
私達生きとし生けるものの乾きを癒し、清め、偉大なる海へと注ぎ込み、
私達の体のなかを流れる、ひとつである、水に、感謝します。

世界中を旅し、あらゆる方角から吹いてくる、風と空気に感謝します。
宇宙や太陽からのきつすぎる物質から、私達を守ってくれています。
私達は、空気がなければ、一瞬でも生きていることはできません。
本当に、ありがとう。

私達にぬくもりを与え、食べ物を料理させてくれ、
光を与えてくれる、火に感謝します。

私達の立っている、この大地、地球に感謝します。
母のように、私達生きとし生けるものを養い、
生かして、抱き支えてくれています。

母なる大地に生える、植物の兄弟達に、感謝します。
私達地上を歩くものの食べ物となってくれ、また、
衣類や住居の、生き延びるための様々な素材を提供してくれています。
また、その美しい姿で、私達の世界を豊かにしてくれます。
本当に、ありがとう。

母なる大地にともに生きる、共に歩む、すべての生き物に感謝します。
私達に、その命を与えてくれたり、大自然の中のバランスを示し、
教えてくれる、素晴らしい先生達。
こころから、ありがとう。

今、心をひとつにして、私達に命をつないでくれた、
先祖の皆様に、感謝します。

今、心をひとつにして、大いなる精霊に、感謝をします。

そして、私達が、ケアテーカーとして、この世界の一なるバランスの中で、
歩むべき道を歩めるように、その導きをいつも感じ、
受け止められますように、心から、祈ります。

今日の、たくさんの、素晴らしい学びと発見に感謝します。


ここまで゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

よもちゃんの言葉は
私が忘れ去って置き去りにしてきたものを
静かに思い出す時間
何かを駆け足で踏んづけてきたことを
思い知らされる時間でもあるんだ

そしたらこないだすぐによもちゃんからこんなレポートが届いた

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やまもん自然塾の仲間のみなさん、こんにちは!

今日、仲間のお一人から、care taker て、なんですか?

という、とっても良い質問をいただきました。
みなさんにシェアさせていただこうと思います。


caretaker というのは、ネイティブアメリカンの方々の思想です。

私達人間は、自然を健康に元気なものにするために、
大いなる精霊からの命を受けて存在するのだ、ということです。

人間は、大いなる精霊(クリエーター)からのメッセージを受け取り、
自然の中のアンバランスになってしまっている部分、
不健康になってしまっている部分をcare takeする能力をもっている。

そして、それが、人間がここにいる役目である、というものです。
そのために、ネイティブの人達は、なによりも、自然と繋がることを、
最高至上の目的として、生きていました。

なにも、持たず、なにも残さず、
今ここに自然と繋がっていること、を大切に生きた人びとです。

下に、ネイティブアメリカンについて書かれた文章や、
ネイティブが残した言葉を添付しましたので、
参考に読んでみて下さい。

あと、私がアメリカに行くきっかけとなった、
ネイティブの長老の生き方が書かれた本があります。

”グランドファーザーの生き方”。
さいとうひろみ訳ででております。

機会がありましたら、是非、読んでみて下さい。
とても読みやすい本です。


よも



インディアンたちは、巨大なピラミッドも
荘厳なカテドラルも健造しなかった。

そのかわりに、彼らは宇宙のなかに、
つまりは彼らが尊敬し、驚嘆し、
畏敬の気持ちを抱いている、「自然」のふところに、
人間である自分たちの、正しい居場所をみいだしてきた。

彼らは、富を蓄積しようともしなかったし、
物質生活の快適さを追求しようともしなかった。

そのかわりに、かれらは、
世界との調和をつくりだすことのできる強靭な魂を、
自分の内部に育て上げようとしてきたのだ。

森や平源を尊敬をこめてみつめながら、
その世界と一体となることができること、
生活のささいな断片の中にさえ、
聖なるものの輝をみとめることのできる精神をつくること、
これがインディアン哲学の本質である。
(ミッシェル ピクマル)


インディアンにとっては、
あらゆる自然が宇宙そのものであり、
それはものでも、対象でも、素材でもなかった。

彼らにとっては、
人間と自然をともどもに巻き込みながら、
ダイナミックな全体運動を続けている、
崇高な宇宙的力の実在を、
日々の生活の中で感じ取っていられることが、
人間にとって、一番大切な倫理の源泉だと、
考えられていた。
(中沢新一)


インディアンはどんな行為でも、円環の中でおこなう。

なぜなら、宇宙の力はいつも円環をなして働き、
それにしたがって、あらゆるものはまるくなる傾向を持つからだ。

その昔、私達がまだ幸福で、力強い民族だった頃、
私達の力は、自然の聖なる円から、生まれでていたのだ。
そして、
その力が絶たれない限り、私達の民族は、栄えて居られたのである。
(北アメリカ先住民スー族 エラン・ノア)


人間は鳥のように静かに地上におりたち、
静かに飛び去って行く事ができる。

地球を通り過ぎるだけなのに、
なにか記念碑を残して行くような人は、
それだけ自分に自信がないのです。

なにかを成すために人間は存在していると、西洋の人は考えるが、 
なにも成さないためにいてもいいじゃないか。

人間は宇宙の一部であり、
その宇宙そのものが素晴らしい記念碑であり、
創造物なのですから。
(アマゾン先住民 アユトン クレナック)

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よかったらあなたも『やまもん自然塾』の仲間にならないかい♪