新刊のプチ講演もあると言う事で先週
久しぶりにわの舞の講習会に参加して来た


1年以上ぶりに会う千賀先生は
なんだか若返ってるじゃないの


まさに先生が統一体としての
生き証人のようだ



今回の講習会は
半数近い人が初参加のようだったけど
いつも通り体をほぐすところからスタート



特に先生がいつも言うのが肩甲骨まわり


この肩甲骨は
天使も羽が生えるほどの
特に大事なエネルギーライン


私なんて仕事柄
腕を酷使しているので
肩甲骨の下には爆弾が
埋め込まれてますかぐらいの
凝りようだ


そんな私でもわの舞のストレッチだけで
かなり体が緩むのがわかる


肩甲骨が緩むと
猫背だった背中が伸びて
胸が気持ち良く広がる


それだけでカ・イ・カ〜ン
(by薬師丸ひろ子)←ザ•昭和


体からの繊細な
快感覚を捉えながら
自分の体と向き合うだけで
十分、心は満たされるから不思議だ


そうそう、コレコレ


もうこれだけで来た甲斐があるってもんだ


日頃どれだけ頭ばかり使って
体を緊張させているかを
思い知る瞬間でもある



でも体が緩むから
心も緩んで
満たされるのもあるけど
それ以上にわの舞の空間に
秘密があると思う



先生は特に空間を大切にする


空間に形成される何かがある


それは円の中心点


目には見えないけれど
確かにある中心


みんなで輪になって感じる中心のエネルギー



その中心のエネルギーは
私たちの体の中心にも流れている



そのエネルギーに
知らずに触れる事で
何か圧倒的な安心感に
包まれるのかもしれない





体が緩まると
脳も連動するのか
思考のスイッチが働かなくなって
リラックスモードの
深いアルファ波になる




2人ペアになって
お互いの体に触れながらほぐしていく


人は触ってもらうだけで安心する


先生曰く
「猿の集団の中で生活していると
よくわかるんだけど…」
って生活した事あるんか〜い

「猿たちは常にくっ付き合っています」

スキンシップを常にしていると言う


現代人はどんどん
スキンシップから遠ざかって
最近はこのコロナで
お互いを隔離し合ってる




ペアになった人の背中にただただ触れる


痛みよなくなれ、良くなれ
とかそんな
作為的な思いは捨てて
ただただ無のままで
空っぽの気持ちで
空っぽな腕を通して
その人の体に向き合う


それだけでね、相手への
慈しみの気持ちが起きるから不思議だ



私たちは本来そういう存在なんだよね



言葉や思考を介さなくても
ちゃんと繋がり合えて
大切な何かは伝わる



そもそも非言語の
コミュニケーションを
得意とする日本民族



縄文人たちは
その類稀なる超感覚で
そうやって対立や争いのない社会を
何万年も築いて来たと言う



縄文人の血が流れてる私たち日本人なら
そんな超感覚を甦らせることは
簡単だと先生は言う




縄文人の土偶に良く見られるセンターの線
そして両腕の張り



「0ゼロフォース」より







縄文の先輩たちは
自分の体が宇宙との交信機となり
宇宙の叡智を楽々と
取り入れていたんだろう


その体こそが統一体であり小宇宙だと言う



調和文明を築いた縄文時代の
特筆すべき点は
シャーマンが存在しなかったという
先生の話に驚いた


なぜなら必要なかった


だって1人1人がすでにシャーマンだから


1人1人が真に自律し
1人1人のセンターが確立されていたから



シャーマンだけでなく
リーダーも権力者も必要ない


リーダーや権力者が現れた途端
ピラミッド構造になるのは世の常だ




いろんなコミュニティがあるけれど
誰かを崇拝したり
依存したり支配関係にあるうちは
真のコミュニティは成立しないだろう




わの舞では
そのセンターの確立を
体を通して徹底的に構築していく



気の遠くなるような地道な作業だけれど
その礎を今から築いておかないと
20年後にその文明がスタートする時では
間に合わないと先生は言う




20年後の世界はどうなっているんだろう


AI技術はどれほど進歩し
果たしてシンギュラリティは
既に起きているんだろうか


脳にチップを埋め込まれ
人間ロボットになって
超監視管理社会に
なってしまっているんだろうか



そうならないためにも
私たちはますます直感力
洞察力を身につけなければいけないし
縄文人のような
超感覚を甦られせなければならないよね



超感覚とは決して思考や頭からは来ない



その対極にあるものだ



わの舞では体を通して
その超感覚を蘇らせていく




ストレッチの合間合間に
千賀先生の講話が挟まれる


時折
先生は空(くう)を見つめては無言で
しばし次の言葉を待つ


静かな時間が流れ
そのシーンとした沈黙が
独特な静寂な空間を作り出している




今回特に先生の話の中で
グサグサ心に突き刺さったのは
情報との向き合い方


現代人は情報ばかりを追い求め
情報に振り回されて
情報を手放す事ができない


はい!私ですw


もはやインターネットの発達で
便利に情報が取れるようになったものの
今は玉石混交の
さながら情報戦争の極みだ



自分は客観的に見ているようでも
実は偏っていて
盲目的になっている事がほとんどだ


これ、ほんとに気をつけててもそうなるw


何かを盲信した時点で
人は思考停止に陥る


他の意見や情報を
取り入れる隙間や余白が消え
客観性を失う


反対意見には対立して攻撃的になる


こんな危険なことはない
これこそが支配者層の思う壺だ



1ドル札を見てもわかるように
ピラミッドのキャップストーンに
君臨するあのプロビデンスの目は
下のピラミッドからは微妙に
切り離されている

それって本当の情報や支配者は
絶対表には出てこないって事を
物語ってるのかもしれない


表に出て来てる時点で
すべては駒なのかもしれない


裏の裏のまたその裏もあったりで
もはや何がなんだか…


だからどこまで行っても
真相はわからない



だからこそ
情報には慎重にニュートラルに
接しなければいけないね



先生曰く
「何も外から手垢の付いた情報を
夢中で取らなくても
自分のセンターと繋がればいくらでも
自分にとって必要な真の情報が来きます」



情報リテラシーを鍛えるまでもなく
自分の軸を成立させて
超感覚を身につけるしかない



これからの混沌とした時代こそ
直観力、洞察力、超感覚を研ぎ澄まさないと
波に飲まれて流されてしまうだろう



でも縄文人の血が
流れてる私たち日本人なら
簡単に甦らせられると
先生は何度も言う



その言葉には勇気をもらう



次の文明が
この日本を中心に始まるとするならば
余計に日本人には
目覚められてしまっては困る輩たちは
テレビやメディアを通して
今、日本人を徹底的に骨抜きに
しようとしてるのは間違いない



ならばその洗脳から真に目覚め
超感覚を甦らせない限り
いつの間にか気が付いたら
サイボーグ人間になって
アバターやAIに管理されてるかもしれない



どっちに転ぶのか
これからが本当の別れ道



そんなタイミングだからこそ
ねじねじやらバクチャーやら
パラダイス酵母やら自然農法が
注目され出してるんだろうな


心も体も環境も
自然に還る


自然に戻るしかないんだろうなあ





終わりがけに弓道着を着た
講師の先生たちが見せてくれた所作は
美しくてかっこよくて力強くて
惚れ惚れしてしまった





ああ日本人って素晴らしいな

私もそんな風に
なりたいなあって思った











どこまでもニュートラルに
淡々と伝える姿勢はとても参考になる
歴史未来ラボさんの動画