先週に引き続き
古民家を訪れると
また一段と
紅葉が深まって見頃になってた






3つある田んぼのうち
まだあと2つの田んぼの
脱穀が終わってないので
天気のいい間に急ピッチで作業する








でも朝露が下りて
湿っているので
朝日が登って
乾き出した頃からの作業になるので
その前に蕎麦畑で蕎麦を刈る事に






近所に住む
御歳91才のテルキじいちゃんの畑を借りて
テルキじいちゃんの指導のもと
蕎麦の種を植えたので
収穫もテルキじいちゃんの指導のもと
行われる事に




大根の植え方から
何から何まで
ど素人の私たちに
手取り足取り教えてくれる
有難い救世主なのだ


ここの地区の人たちは
みんな親切で優しい

相互扶助精神がヤバい


お盆の時も
ワンコを散歩させてたら
知らない家の人に
バーベキューに誘われて
そのままお邪魔したり…


移住者に対しても
とてもオープンで
馴染みやすい


村の人たちが
声をかけてくれたり
手伝ってくれたりと
モロ人情の世界なのだ











刈った蕎麦は
実を上にして
円錐状にねじって干す


これでなかなか倒れないから不思議
昔の人の知恵ってすごい





この地域では
これが昔からのやり方で
テルキじいちゃんもずっと続けている


機械で乾燥させずに天日干しで
太陽のエネルギーたっぷりと浴びて
そりゃあ美味しいお蕎麦になりそうだ


手間と暇をかければ美味しくなるよなあ


こちらはテルキじいちゃんの干し方↓



まるでオブジェのような
芸術作品のようだ


なんて美しい幾何学模様


そしてこっちは旦那↓



もはや、崩壊寸前
いや、崩壊してる?




蕎麦刈りもねじり干しも中腰だから
腰と背中にくるけど
楽しくて楽しくて
もう楽しすぎて鼻血が出そうだ


そして10:00のお茶の時間が
これまた楽しみ


農作業ってわりと単純作業だから
淡々と黙々と何にも考えないで
頭空っぽになってやってるから
たぶん勝手に
瞑想状態になってるのかもね


だからかスッキリして
気分がリセットされるんだね


蕎麦刈り瞑想w



脱穀作業も同じで
箱ばれた稲ワラを
黙々と脱穀機にぶち込んで
そりゃあ快感


蕎麦刈り瞑想に続いて
次は脱穀瞑想





脱穀機ケンタくんは
あんなに重い稲ワラを次々と
軽快に脱穀して行ってくれて
もう神様


農機具を開発した人は天才だ


ケンタくんありがとうって
心の中で呟きながら脱穀した


時間があれば
昔ながらの足踏み式の脱穀機で
やりたかったなあ






おだ掛けから稲を外す人
稲を運ぶ人
脱穀する人
籾と藁を運ぶ人



子供でもできる単純作業だから
昔から家族単位で分担して
農業を営んで来たんだね



最後の田んぼは
崖の下の川に囲まれた
ドンつきところにあって
隠れ家的田んぼ





そこに行くまでの
紅葉の景色が美しすぎて
絶景かな絶景かなと
雄叫びをあげていた


ここは極楽浄土?
地上の楽園?
え?私もしかして死んじゃった?
くらいの即死レベルだったので
ご覧あれ







車も人も来ない
行き止まりのところなので
コッコ5も一緒に連れて
お散歩させる事に











逃亡する事もなく
大人しく5羽揃って
仲良く草をついばんでいた



ケージから1羽ずつ
飛び出してくる様が可愛いすぎるだろ






今年の紅葉は格別に美しいらしい
台風の影響をあまり受けずに
葉っぱが綺麗に揃ってるからだとか


去年は台風直撃で
葉っぱがちりぢりになって
落ちてしまったので
あまり綺麗じゃなかったんだって



だからまたこんな美しい紅葉が
来年も見られるとは限らない


紅葉も自然の景色も
一期一会なんだなあ


自然界からの贈り物を
ありがたく堪能させてもらう




















自然って素晴らしいね

生きてるって素晴らしいね








脱穀も終わって
水分量をみながら
場合によっては
乾燥機にかけて
籾摺りをして玄米にしたら
精米してやっと口に運ばれる


長い長い作業を経て
新米が出来る


だもの、ありがたいよね米一粒が



私は脱穀が終わったら
そのまま茨城に
トンボ帰りしちゃったので
まだ新米食べてないけど
天日干し米は
甘くてかなり美味しいらしい








楽しみだな
自分で作って刈ったお米は
ひとしおだろうな



今日から11月


今年の秋は全身全霊で生きたなあ

紅葉ドライブ最後にもう一丁