ギックリ腰でお店を1週間閉めて

先週から仕事に復帰したけど

ミツバチの分蜂が間近に迫って

仕事してても気が気じゃない




分蜂準備の1つのサインでもある

雄蜂の誕生が続々始まってて

まるで耳くそのようなその蓋が

たくさん底に落ち始めていた






雄蜂は女王蜂との

交尾の為だけに生まれて来る


交尾が終わるとすぐに死んでしまう

オスってなんて健気なんだ…😭







左がオス蜂

黒くて一回り大きい




このところ毎日扉を開けて

中の様子を伺っている



こないだしばらく開けて

様子を見てたら

ミャーミャーとか

ニャーニャーとか

声がするじゃない



ん???

猫の赤ちゃんか?

鳥のさえずりか?



いやいや、巣の中から聞こえて来る



まるで海鳥か

猫の赤ちゃんのような鳴き声



羽音と共にかすかに

か細い鳴き声が聞こえる



えええええーーーーー!

ミツバチって鳴くのーーーーー!



可愛すぎるだろーーー!



貴重なミツバチの鳴き声を

動画に撮れたので

よかったら聴いてみてね







この調子で行くと

巣が底につくのも時間の問題



もはやうちの物件

満室、満員御礼ですわw



師匠のMさんに連絡すると

底に付いた時点で

蜂たちは逃げてしまうと言う




な、な、なにーーーーー😱



それだけはならぬならぬ

あってはならぬーーーw




でも既に巣箱は6段


かなりの高さ


また1段足したら

もっと高くなって

不安定になってしまう



6段が限界だろう



つかその前にもう6段なんて

重すぎて誰も

持ち上げられないっつーの



そしたら足し箱を下に置いて

6段をそのまま横にスライドさせて

上に乗せるしかないと、師匠の提案



よし‼️それで行こう

いや、それしかない‼️



初めての7段



ひぇ〜未知の領域への挑戦

クワバラクワバラ




去年はこの3段からスタートしたのに…

可愛らしいったらありゃしない







からの倍の6段に増えて

増えすぎて嬉しい悲鳴😭






そしてここから更にもう1段増える

怖いよー

怖いよー

どーすんだよーーー

倒れたらどーすんだよーーー

未知の領域へ突入だよーーー







旦那と次男にも手伝ってもらって

右下の巣箱に

そのままスライドさせて行く



これはかなりイレギュラーなやり方で

通常は巣門のある扉のついた箱を

1番下に残して

そのすぐ上の箱を持ち上げて

その間に継ぎ箱を入れる



とにかくしのおの言ってる暇はなく

巣が底に付いたらアウトなので

早急に足さなければいけない






3人で息を合わせて

そろ〜りそろ〜りと

スライドさせて行く









旦那は息子たちの間では

まことしやかに蛮族と呼ばれていて

(力任せに雑に仕事をするためwww)

旦那には

繊細に繊細に

ミリ単位で巣箱を移動するようにと

口を酸っぱくして伝える



前回の足し箱の時も

思いっきり持ち上げたと思ったら

思いっきり下ろしたもんだから

数十匹のミツバチが挟まれて

犠牲になったと言う惨劇が起きた😭



私がギャン泣きしたもんで

旦那はかなりドン引きしていた…



たぶん旦那も実は

反省したんだろう

今回は慎重に進めてた🤣



そして今回は

1匹の犠牲も出さずに

無事に足し箱完了



1匹の犠牲も出なかった事が

天にも昇るほど嬉しかったのは

言うまでもない😭






ここまで高さがあると

風にはかなり弱いので

防風対策を怠れない



四方に杭を打って

ビニール紐で固定する



それだけでは心配のあまり

防風ネットも設置した







でも師匠曰く

分蜂の際には防風ネットが

邪魔になるので外すようにとの事



日中の活動時間や

風のない時は外してあげよう



そして分蜂の目安は

王台が出来たかどうか


それを確認するために

刷毛を使う



ミツバチたちによけてもらいながら

王台が出来てるかの

確認をするんだけど

あまりのミツバチの数に面食らい

なんだか傷つけそうで怖くて

それにシャーシャーと言う

威嚇音にもビビって

どうしてもちゃんと出来ない私



そしてかき分けてもかき分けても

巣が見えてこないw









なので未だに王台を

確認できていないヘタレなのだ



王台確認は

飼育者の基本のキらしい


はい、飼育者失格ーーーーw






それまではギューギューに

押し合いへし合い

してたようなミツバチたちも

無事に増築も完了したら

心なしか広々と

伸び伸びしているような

気がしないでもない








さあ、もう安心して思う存分

下にどんどん伸ばして行ってくれ〜



ほら、こんなにスペースが広がった










分蜂に向けて

分蜂板の設置に取り掛かる



とりあえず敷地内の2箇所に設置する



うちのシンボルツリーでもある

メタセコイアの木の下と







家の軒下のザクロの木の下






このどちらかに

子分を引き連れた女王蜂が

蜂球を作ってくれることを

祈るばかり




その蜂球を捕獲して

新しい巣箱に移し替えたら完了




とは言え

その物件が気に入らなければ

引っ越されてしまうのだ




去年は1群どこかに引っ越していった…




人間の都合ではなく

ミツバチの都合なので

あとは運を天に任せるしかない



ミツバチと共存する事はできても

ミツバチを支配する事はできない





たまたま遊びに来て

一部始終を見てたともちゃんが一言

「おねえさんってミツバチの事になると

人格が変わるんだね

いつもは冷静なのに

変なテンションになってるよ」




そーなんです、私が変なオバさんですw


変なオバさんだか〜ら変なオバさん



ミツバチの事になると

カンタンにパニクって

魂をもって行かれる私



好きすぎて

愛しすぎて

可愛いすぎて

執着しすぎて

だからこそ失敗や

ミツバチを失う事が

恐ろしいのだ



わわわわ

それダメやーーーん



まだまだ修行が足りない



まだまだ手放さなきゃ

ならない事がたくさんある




増築した途端

次の日の土曜日は

春の嵐みたいな天気になって

横殴りの雨と風に

ビビりまくる私



あ"あ"あ"ー早速お試しがあああ…



やっぱり全然冷静になんてなれないw





車2台で巣箱を囲んで

万全の対策を取ったら

あとはなるようにしかならないと

腹を決めた



メタセコイアにもお願いした

あなたの根っこでしっかり

巣箱を支えてやってくれと




巣箱が風で倒れて崩壊したら

それはそれでそう言う運命だし

とにかく人事尽くして天命を待つ




夜になると嘘のように風が止んで

その晩は安心して

ぐっすり眠れたのは言うまでもなく




でもこれから毎日

分蜂の可能性があるので

しばらくはどこにも出かける事なく

常に家で待機なのだ




世の中は

緊急事態宣言が解除されたのに

今頃私のセルフ外出自粛www




とは言え

分蜂なんて30分で

終わってしまう世界らしいから

一瞬のタイミングを逃したら

彼女たちは遥か彼方に

跡形もなく飛び立ってしまうのだ




師匠曰く

5〜6群は分蜂するかもとの事なので

2〜3群は捕獲できるといいなあ





もはや聖母マリアのような眼差しで

彼女たちを見つめる変なオバさん





いつまでもいつまでも見ていられる

いつまでもいつまでも見ていたい




人間界の子供は息子だったけど

自然界の子供は

可愛い美人の娘が

こんなにたくさん出来た☺️




育ててると言うより

育てさせて頂いてるって感じ




ハラハラドキドキワチャワチャと

いやああああ毎日が

ドラマチックに過ぎていく




蜂たちめ

ほんとにまったくこんな体験を

ありがとうだよ💕