その日は今にも

雨が降り出しそうな曇り空で

その割には湿気がなくて

お店のドアを豪快に開けて仕事してた



そしたらなんだか外が騒がしい




ブンブンしてるじゃない




はあ〜〜〜ん?

なにまた分蜂?











こないだの4/10に分蜂した次女の群



裏のお宅の

前の家の軒下に蜂球を作ったやつ








勢いがある群だと

春分蜂からまた分蜂すると聞く


孫分蜂とか夏分蜂とか言う



でも師匠曰く

ムダ分蜂とも言われてて

あまり嬉しくない分蜂なんだって😂



春に分蜂した新生女王蜂の

交尾飛行がうまくいくと

たくさんの働き蜂を生んで

どんどん巣が大きく成長していく



働き蜂の数や

蜜の量などいろいろ鑑みて

増えすぎた時などに

働き蜂が女王蜂の王台を

作ってしまうらしい



で、その次なる女王蜂が

生まれそうになる前に

最初の女王蜂は

引っ越しするわけだけど

ここで問題が出て来る



次なる女王蜂が生まれるこの時期

オス蜂がほとんどいない



なので交尾飛行が

失敗する可能性が高い



そうなるとその群は

働き蜂が生まれなくて

自然消滅に向かうと言うわけだ



だから引っ越して行った群の方が

まだ産卵を続けられる可能性がある分

存続率は高い



こればかりは蜂の都合と

自然に任せるしかないので

この先どうなるかはわからない



でも師匠に相談したら

分蜂群は必ず捕獲しないとダメーーって




仕事中だったし

気も抜けてたし

なんならまた

放置プレイをキメるとこだった😅





そしたらちょうど店先の

駐車場の木に集まり出した






黄色い方が私

白い方はたまたま

カラー来店したお客さん



なんとこのお客さん

前回の分蜂の時にも

たまたま来店してて

結局分蜂のお手伝いを

してもらったと言うね



そしたらまたまた

今回も分蜂に鉢合わせ



2回目ともなると

彼女も手慣れたもんで

カラーそっちのけで

手伝う気満々



奇遇にも前回も

この群の分蜂だったという

シンクロっぷり



ついでに言うと大の昆虫マニア



いつまでもアリを見ていられる人

ミツバチも素手で触っちゃう人



もはや蜂たちは彼女を待っていた?







2人で作戦会議



こうなるともう仕事どころじゃない



他にもお客さんが2人いたけど

いつしか1人はカメラマンにwww



ほんとにね、どの人もどの人も

いいお客さんばかりなのよ、うちの店





2人で脚立に乗って

彼女が木の枝をしならせて

位置を低くくしてくれたので

難なく捕獲できた





彼女がいなかったら

私1人じゃ無理だったなあ



もうね、救世主だね、彼女は✨




最初にビニール袋で捕獲して

それからザルネットに移したんだけど

なかなかうまく出来なくて

ほとんどが外に出てしまった



やっぱり最初から

ザルネットで取るべきだったと反省









外に出てる蜂たちも

手ですくってザルの中へ




狭い敷地に巣箱を設置する






大元の巣箱のすぐお隣



果たして

新しい物件を気に入ってくれるだろうか









先に入居した蜂たちが

一斉にお尻をフリフリして

後の蜂たちを誘導している



みんな整列して入居するあたり

さすが、日本人的DNA










巣箱を間違えて

隣の巣に行っちゃうと

フルボッコに遭うので

彼女たちは

何回も何回も巣のまわりを

入念に確認して

インプットしている









今度の新しい住まいを気に入って

住みついてくれるといいなあ






ほんとに自然界は

びっくりな事ばかりだな










びっくりと言えば

熱海の土石流災害も

山の上部に作られた

メガソーラーシステムが

起因しているともっぱらの話だ






山の木を伐採したり

地形を変えたりする事で

山の地盤が弱まったりするのは

誰でもわかる




すべてを豪雨のせいに

してる場合じゃない


自然災害と言うより

もはや人災だろう



もう山の木を

切らないでほしいよね

ほんとに、まぢカンベン



このままSDGsとか言って

山を切り開いて

木を全伐して

ソーラーパネルを設置し続ければ

この先も災害は起き続けるだろう



災害から学んで

勇気ある事業の転換を

してほしいもんだね






そうそう

これまたびっくりの話


古民家に向かう途中

熊に出会うと言うね