ゴールデンウィークに

古民家に行ったら

満開の桜と芽吹いたばかりの

新緑が出迎えてくれた



2メートル近く積もってた雪は

綺麗に溶けて消えてた






うちからじゃ季節感が

1ヶ月のタイムラグがあるから

なんだか違う世界に

ワープしたような感覚になった



満開のスイセン




今年2度目のお花見ができて

ちょっとお得な気分🌸






ゴールデンウィークとは言え

山の生活では

山仕事が忙しくて

連日山に入っての木こり仕事





切り倒した楢の木を

自動薪割り機でカットして

暖炉の薪をこしらえる







山のあちこちには

山菜の王様コシアブラが

芽を出し初めてた








遊びに来てた従兄弟が

親子で夢中で山菜採りしてた










古民家の住人

新入りのチャ




冬になる山の中で拾われた

これまた新入りのクロ




コッコファイブだったけど

今はコッコスリーに







人懐こいニャンコのアオ
ツンデレのアカは滅多に姿を見せない




13歳だけどまだまだ元気なワンコ




去年にも増して

今年は4町の田んぼをやるので

大型ビニールハウスでの

育苗に大忙しだ



4町と言われてもピンとこないけど

知ってる人はびっくりする広さらしい






ちなみに茨城では

本業のある旦那だけど

もはやこっちが本業に

なりつつあるようなないような








去年初めて作った酒米で
日本酒が完成したので飲んでみた


今ではほとんどお酒は飲まないし
特に日本酒なんて
滅多に飲まないものの
思いのほかフルーティで驚いた






この日本酒のラベルは

エルメスやレクサスを手掛ける

ロンドン在住で活躍する

世界的デザイナーの吉本秀樹さんが

デザインしてくれたらしい




そもそもなんでそんな人が

ラベルのデザインを

してくれる事になったのか






話せば涙涙の物語…

んなわけないけど

この物語には

キーマンが2人


そもそもの発端は

広告代理店勤務の友人Oさん

彼が古民家によく遊びに来てて

古民家暮らしの沼に

ハマってしまったのがキッカケ


2人目のキーマンが

その代理店の友人Oさんの友達で

ヨーロッパ関係の

エージェントをしている上野さん


やっぱりうちの古民家沼に

ハマってしまった


そのエージェントである上野さんが

日本酒をヨーロッパに

輸出する仕事をしてて

こんな素晴らしい古民家の

環境で作られた旦那の米で

日本酒を作って輸出しようって

盛り上がってしまったらしい



ヨーロッパでは空前の日本酒ブームで

SAKEと言う名称で愛好家たちが

楽しんでいるんだとか



その上野さんから

同じロンドンチームの

吉本さんに声がかかって

ラベルデザインを

引き受けてくれる事になったと言う流れ



そしてこれまた奇遇にも

吉本さんの奥さんの実家が

古民家のあるすぐお隣の町で

そこに花泉酒造という

有名な酒蔵があって

その酒蔵の100周年記念のお酒の

ラベルデザインをしたのが吉本さん


そんなご縁から

老舗で人気の花泉酒造さんで

作ってくれる事になった



人と人とのご縁の繋がりから
勝手に広がって
知らないうちにあれよあれよと
思いもよらない展開になって行ったから
ほんと人生何が起こるかわからない


ここ古民家地区が好き過ぎて
半分移住して

農業のズブの素人が

自分の家の分だけ米を

作ろうと始まったものの

耕作放棄地が気になったのと同時に

村の年寄りたちから

うちの田んぼもやってくれと

頼まれてるうちに

どんどん大百姓になりつつあるのだ




今回は3000本の数量限定での販売で
うち1000本はロンドンへ輸出して
2000本は国内での販売予定


それも今回の酒造りに
関わった人たちのこだわりで
国内はもとより
地元の2店舗のみで
販売することになった


ただこのところの
ウクライナ情勢で
無事ロンドンに
輸出できるかどうかwww


ホタルが舞う田んぼで
旦那と長男が精魂込めて
作った酒米から完成した
男たちのロマンが詰まった日本酒

純米大吟醸 ROMAN50 
EDITION OASHI
※通称:大芦ロ万





お酒にはちょっとうるさい

酒豪の甥っ子にもプレゼントしたら

さっそく食レポの動画を送ってくれた〜


確かに甘さの中に辛みがあって

癖になる味