私の思い | 学生・社会人で日本一を経験した男の門外不出のバスケットノウハウ

学生・社会人で日本一を経験した男の門外不出のバスケットノウハウ

かなりマニアックなバスケットノウハウ提供します。

こんにちわ。
考えるバスケットの会 会長のNaoです。

突然ですが、皆さん

バスケットはお好きですか?

どこかで目にしたことのあるフレーズですね(笑)

僕は大好きです。
そして
今もバスケットボールを真剣にプレーしています。

僕同様バスケットボールを真剣にプレーしている人ならば、誰でも勝利を目指していることと思います。

ただ、バスケットボールはその特性上、
ほとんどアップセット(番狂わせ)が起こらないスポーツ
だと言われています。

多くのゴール数でもって相手チームと競い合うため、サッカーや野球のように運良くゴールを決めて守り抜くと言った戦法が取れず、40分間を戦いきっての自力の差がほぼスコアに反映されます。

このため、
勝てるチームはいつも決まっていて、負けるチームもほぼ同様に決まっている。
これがバスケットボールのある意味、現実的で厳しい一面であると言えます。

ただ、僕はこのことにいつも疑問を抱いていました。


「シュートの確率なんて日替わりなんだから、もう少しシュートの調子次第で勝敗が変わってもいいんじゃないの?」


「ターンオーバー・リバウンド数に差がなく、攻撃回数がほぼ一緒のチーム同士でも、勝てる・勝てないが明確に決まってしまう理由は何?」


そんなの強いほうが勝って、弱いほうが負けるに決まってるじゃないか。
と言われればまさにその通りなのですが、


僕は性格上、普通であればスルーしてしまいそうなことにも、考えを巡らせてしまうところがあります。

そんな僕はどうしても試合の勝者がいつも決まっているバスケットボールの現実をすんなり受け入れることができませんでした。

勝てるチームには他のチームと一線を画す何か見えない法則のようなものがあるのではないだろうか?

もしあるとすればそれを手にしてみたい。
そんな思いが絶えず頭をもたげてくるようになりました。

社会人になり、仕事・家庭・子育てなど時間的、体力的な制約を抱え、
少ない練習時間で勝利を目指さざるを得なくなった現実と、

バスケットボール選手として下り坂にさしかかっている年齢的な制約も相まって、
ますます技術的、戦術的な面に意識が向くようになりました。


どうやったら勝てるんだろう・・・。


ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる、毎日バスケットボールについて考えるようになりました。


そして自分なりに考えたことを練習や試合で実践し、
様々な失敗や成功を繰り返していく中で得た経験を自分の頭の中のデータベースに保存し、
次はよりうまくいくようにと改良を続けていきました。


日々改良を重ねていった結果、ある日霧が晴れるように、

これだひらめき電球

と思える何かを掴んだような気がしました。

まるで動くプールの中にいるように、
チームのバスケットがスムーズに回っていることを実感できるようなりました。

何より試合で結果が出るようになりました。

そしてまたある日、
ほとんど疲れを感じることなくプレー出来ている自分にも気付くことができました。

練習に割ける時間も限られ、体力的にも衰えを感じるようになったにも関わらずです。

そして並み居る強豪チームの中から、我がチームが優勝を勝ち獲ることができました!

どのチームも勝利に向けて必死に努力し、僕のチームより能力で勝るチームがいくつもいる中でです。

気付けば子供のころから始めたバスケットボールのキャリアも20年を超えていました。



こうした経験を経て、僕がこれまで追い求めてきたバスケットボールで勝つための秘訣というものが、ほぼ固まりつつあることを自覚するようになりました。


僕がさまざまな経験を経て導き出した、バスケットボールで勝者になるために不可欠な要素、


それは・・・

”考えてプレーしているかどうか”

だと思います。


いまいちピンと来ないかもしれませんね。
もう少し噛み砕いてご説明します。


バスケットボールとは、40分間めまぐるしく繰り返される攻防の末、
より多くのゴールを決めたチームが勝つというシンプル且つ絶対的原則が成り立つスポーツです。

つまり、
一回一回の攻防の積み重ねがゲームの結果である

と言うことができるかと思います。


このことを立ち止まって考えてみたとき
逆に一回一回の攻防について、そのプロセスを徹底的に考え、
あらゆる選択肢を削って削って導き出した最善の選択を毎回の攻防で実践していけば、
限りなく勝つ可能性を高めることができるのではないか

こう思ったのです。


”考えること”


僕のバスケットボールは全てここから出発しています。


具体的には
・より簡単なシュートを選択する
・そのためのよりよいプロセスを選択する
・相手にはより悪い選択をさせる


これがバスケットボールで勝利を得るための理想型だと考えています。

ではこの3つの条件を満たすためにはどうするか?

そこで”考える”というプロセスが必要となってくるわけです。


最近は、さまざまなカテゴリのバスケットを見ていて、
考えていないor考えのプロセスが見えないプレーが思いのほか多いことを思わされます。

自分の好きなプレーをする、
観客に受けのいい派手なプレーをする、
マッチアップの力関係や相性、
相手チームのファール数、
ゲームの展開等を考えず、ただ目前のプレーを”雰囲気”でこなしているシーンが目に付くようになりました。


もう一度言います。

バスケットボールは、一回一回の攻防の積み重ねがゲームの結果となって現れます。

すなわち、一つ一つの攻防について無駄は一切あってはならないということです。

オフェンスでは取り敢えず空いたから打っておくみたいなシュートは一本もないはずですし、
ディフェンスでは単純なコミュニケーション不足から失点につながるといったこともあっていいはずがありません。
たったの一回もあってはならないと考えます。
なぜならバスケットボールは積み重ねのスポーツだからです。

バスケットボールでの勝利をマーク式テストの満点とするならば、ろくに答えを考えもせず、当てずっぽで選択するなんてことはありませんよね?

バスケットボールもテストと同様に頭を使うスポーツなのです。


ちょっと熱くなってしまいましたね・・・にひひ


このサイトでは僕が20年以上かけて培った、バスケットボールで”勝つ”ための具体的なノウハウ(考え方、戦術、練習方法等)を発信していきたいと思います。


かなりマニアックな内容となっており、ときに理解しにくい点もあるかと思いますが、そんなときはどしどしコメント頂ければと思います。
そしてみんなで一緒にバスケットについて ”考えて”行きましょう!!


勝てない現実を前に悶々とプレーしていた頃の僕のように、不遇の時代を過ごしている全てのバスケットボールプレイヤーに本気で勝利を掴んでもらいたいと僕は思っています。

そのために一生懸命情報を届けていきたいと思います。
そして皆様をバスケットボールの、そして人生の勝利者に導いていきたいと思っています。

それは僕自身バスケットボールと人生は同一のものであると強く感じているからです。
折に触れてそのことも触れていければと思っています。

当サイトが、これから勝利を目指す全てのバスケットボールチームの一助となれば幸いです。