考えるバスケットについて | 学生・社会人で日本一を経験した男の門外不出のバスケットノウハウ

学生・社会人で日本一を経験した男の門外不出のバスケットノウハウ

かなりマニアックなバスケットノウハウ提供します。

こんにちは。

フォーカスを変えることで
プレーヤー、指導者を成功に導く
考えるバスケットコンサルタント 会長Naoです。


ーーーーーーーーーーー
分解練習で何度も出来ていたことが
ゲーム形式になるとなかなか出来ない
ーーーーーーーーーーーーー

多くのバスケットの現場で言われるコトバです。


分かりやすい例で言えば
スクリーンアウト。


あれだけ
分解練習で反復したのに

あれだけ時間をかけて
動きを体に覚え込ませたのに

いざ、5on5になるとそれが出来ない。



なぜか?

それが
”ティーチ”されたものだからです。


どういうことか???



言い換えて説明します。




どんな練習をしようとも

自分が主体となって、
自分の頭で考え


なぜスクリーンアウトをする必要があるのか?

しなかったらどうなるのか?

コート上での実体験や
ほろ苦エピソードを交えた記憶の中から


スクリーンアウトをする意義、必要性を肌で感じ


自分の中に明確な動機を見出せなければ
おそらくその人はスクリーンアウトをしないんだ、ということです。


しなくてもいいと思っているかもしれない、ということです。


もしくは
単なる思考停止状態でバスケットに臨んでいるのかもしれないし


スクリーンアウトをしないことでこうむる痛みへの
感受性が乏しいのかもしれません。


スクリーンアウトをしたことで得られるメリットへの
フォーカスが弱いのかもしれません。



そもそもバスケットのことそんなに考えてないですよ・・。



実はこれが一番多かったりします。
(ぼくのクライアントさんからもよくこのコトバ言われます・・。)



いずれにせよ人は

受動的なスタンスで
教える側の一方向から”ティーチ”されたことについては


なかなか意識づけされず
行動に結びつかないことがある、ということです。



指導者やプレーヤーが大切にすべきは


バスケットで成功するために
必要なことへの”フォーカス”です。


プレー一つ一つに対して

ーーーーーーーーー
意識を留めることをしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーー

ということです。




「人から言われたから」

「先生から言われたから」

「とりあえずよく分かんないけど・・。」

じゃなく


スクリーンアウトなら

それをやる理由や目的に真剣に向き合い、

自分の腹の底からスクリーンアウトをする
意義や意味、理屈を理解し、


自分主導で
いつも反復しようと思えるレベルまで
スクリーンアウトについて
考え、フォーカスしてほしいと思うのです。




---------------
コーチが注意を与えてやらせる
-------------------

-------------
分解練習の時間を割いてそれをやらせる
-----------------------


これらは
本質的な解決方法にならないことが多いです。





プレーをする当事者が

自分で考える、ということを
していないケースがあるからです。


多くの分解練習が
形骸化された”練習のための練習”になってしまうのは
そのためです。


試合の状況をありありとイメージし
現場の臨場感をもって臨んでおらず


他者からセッティングされた環境のなかで
機械的にからだを動かしているだけのケースが
往々にしてあるということです。


===================
ノーシンク ,ノーバスケットボール
(考えがなければバスケットじゃない)
===================


極論を言うと
僕はこんなふうに思っていて


プレー一つ一つに対し


「それをやる意味はなんなのか?」
「どうしてそれを行うのか?」
「どんなテンションでそれをするのか?」


それをやる意味や目的、動機づけが
当人のなかで明確になっていることが望ましいと考えます。


常に理路整然とそれら答えを
言える必要はありませんが


バスケットを漫然とプレーしていて
得たい結果が得られないことは

自分の経験から断言できます。


失敗しても成功しても
そこに意図があって欲しいと思うのです。



いつも目前のプレーを垂れ流し
現場の情報に意識を留めず
自身やチームのプレーを省みることをしなければ


ステップバイステップで
個人やチームが成長していくことはないと思うし


いつまでたっても同じ棚を
行き来することになりかねません。



現場で起こるすべての出来事から
学んでいく必要があるんです。


それをするために必要なリソースが


====
考える
====

ということです。


それも

==========
自分のアタマで考える
==========


これはバスケットに限らず
人生のあらゆるシーンで求められてくる
必要不可欠なリソースだと思います。


それが出来るプレーヤーを育てるためにも


指導者の側が心がけたいのは
頭ごなしに叱責するのではなく


選手の内側から
答えを引き出してあげる
”コーチング”というアプローチです。





単刀直入に言うと

ーーーーーーーー
質問をしてあげてください
ーーーーーーーーーー

ということです。


そうして選手に
主体的に答えを導かせることで

ーーーーーーーーーー
発見や気づきを与えてください
ーーーーーーーーーーーーーー

ということです。


質問をすれば

選手は
良いときも悪いときも含め

現場での体験をもとに

そのプレーをする目的や、
それを選択したことに対する是非を


自分のアタマで考える機会となり

自分のプレーを俯瞰して整理するチャンスとなり

そのプロセスから
気づきを得、学ぶことが出来るんです。



指導者の側がはじめから答えを
用意するのではなく


選手自らに答えを導いてもらい
ときに口に出して発してもらい

その必要性を腹の底から感じてもらう。


こうして
選手の内側から出てきた答えであれば
必ず選手は行動を起こすんだ、ということです。


これが”コーチング”の効用です。

指導者の側が一方向で教え伝える
”ティーチング”じゃないということです。



選手自身が
気づいていない


潜在化したボトルネックや
自身が気づいていない成長、成果を

見えるとこまで持ってきて、


その解決方法やより良くやる方法を
一緒になって引き出していく。


そのために必要な環境やタイミング、
きっかけを提供するのが

コーチの役割であると思っています。



もちろん
プレーヤー側にも
プレー一つ一つに対する感受性や

自分を客観視できる目が
必要であるとは思いますが


自身のプレーに対し
いつも考えるスタンスをもっていれば
それは可能だと思います。




僕は今後
さらに考えるバスケットテクノロジーを研究し、

プレーヤー目線、指導者目線の両方から

独自のバスケット理論を体系化し
世に広めていきたいと思っています。


そして
誰よりもバスケットについて
考えている男でありたいと思っています。


自分がこれまで24年間かけて培った
知識、スキル、経験等を


コーチングをベースにした指導スタイルで
バスケットの現場で発信していきます。



あなたと
あなたのチームがバスケットで成功するために必要な

具体的な方法や考え方にフォーカスし
一緒に答えを見つけていけたらと思っています。


当ブログを書き始め、今日で1年となりました。


これからも引き続き 『考えるバスケット』について
どうぞよろしくお願いいたします。

いつも応援ありがとうございます!

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