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NPO法人日本ウーマンプロジェクトの
毛利理恵です。
小学生になると、悩みの種になる宿題問題。
- なかなか宿題を始めない
- 集中力がない
- 宿題するのに時間がかかる
- 宿題の字がきたない
- 計算ドリルの答えを写してズルする
などで悩んでいるお母さん方がけっこう多いです。
言われなくても宿題をさらっと終わらせてくれる子が理想だとは思うんですが…。
宿題をやらない我が子にイライラする
宿題のお悩みについては色んなパターンがありますが、まず、結論から言いますと、いくら子どもが宿題をやらなくてもガミガミ言うのはやめた方がいいです。
- 勉強が嫌いになってしまいます。
- 学ぶということは苦痛なことという認識がついてしまいます。
そもそも宿題は、どうしてしなきゃいけないんでしょう?
なんのために宿題をやらせたいの!?
親によって様々な理由があると思います。
●勉強が遅れないように
●提出物への責任感を持つため
●勉強をする習慣づけ
●先生に叱られないように
(不快な思いをさせたくない)
●やらせない親と思われるのが嫌だ
(子どもの評価=親の評価)
他にもあるかもしれないですね。
親として、どうして宿題をさせたいのか、まず、その理由を明確にしておいた方がいいように思います。
宿題をさせたい理由は?
理由を明確にすると、
●不快な思いをさせたくない。
●ダメな親と思われたくない。
というのは親の課題で、それを解消するために子どもを動かそうとしていることに気付けます。
また、理由を明確にすることで、その子に合った、対策法が見つかると思うんです。
●勉強が遅れないように
●提出物への責任感を持つため
●勉強をする習慣づけ
それらを宿題以外の方法で伝えていくことはできないだろうか?
とね。
その子に合った別の方法を見つけられるかもしれません。
「やれ!やれ!」とただ伝えるだけでは、その子のやる気の芽が摘まれてしまうので、ちょっと視点を変えて対応ができると、親の心もやわらぐはずです。
幼い頃の習慣
宿題をコツコツやる習慣は、大人になってもコツコツとこなす能力として活かすことができます。
しかし、怒られながら嫌々やる習慣がついて、大人になると、、、
プラスの影響は少ないように感じます。
カウンセリングをしていると、苦手は克服しないといけないと感じ、自分のダメだと感じるところを自己否定し、苦しんでいる方が多くいます。
我が子が幸せな大人になるためにも、どんな大人が幸せなのかを考え、その感覚が沢山感じられるような声掛けを心掛けたいものです。
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