自分にはなかなか起こらない
幸運な機会に恵まれている人をみて、
「あの人はいいなぁ、、」
と指をくわえて見ているような場面がありませんか？
周りの人から自然と
応援される人っていますよね。
キャラクター的に愛されているからか
『あれ、いとも簡単にあっさり手に入れてる⁉︎』
という状況を横目で見て
私にはそういう機会はなかなかないなぁ、、
と思うことが多かった長女タイプの私です。
たいてい末っ子は
天性のその体質をフル活用して
不器用な長女タイプをよそに
あっさり手に入れて
にっこり満遍の笑みを浮かべて
そしてまたその笑顔のかわいさに愛されるという、、天才的な能力を持っていたりする。
ああ、もっと
かわいくなりたい。
可愛げがあって
お得に生きたい。
なんて
よくよく思っていました。
ある会にお呼ばれして行った先でのこと
私と同年代の才能があって、
会話の面白い多彩なミュージシャンの男性が
お姉さま方にとてつもなく愛でられ、
目の前であっさりと数万円の高級なブレスレットを手に入れていたのです。
横で見ていたけれど、
彼は一切ねだっていない。
ちょっと真剣に目を輝かせて
コレ、カッコイイっすね！
って言っただけなのです。
彼自身も驚いたようで、
"本当にいいんですか？？"
と何度もびっくりしていました。
他にも周りには人がいて
他の人も同じような発言がありながら、
なぜ彼だけがこんなにも優遇されるのか？
という視点で私の観察が始まりました。
行き着いたのは、
彼はその場にいた中で
【圧倒的に与えていた】ということ。
他のみんなが与えなかったという訳じゃない
主催者の好みや話題の相性もあるから
そこはその場と時の運なのですが、
結果的に与えていたということになる。
わたしは心底羨ましいなぁ、、と
思っていたのです。
その与えられたモノが高価だったから
お金に換算して得をしているだとか、
そういうことではなくて
"あなたに与えたい"と思われていることが
私には心底羨ましく映ったのです。
それから1ヶ月ほどして、
わたしにもついにそのときがやって来たのだ。
チャンスはあまりにも
突然やって来た。
この記事でご縁した
私に多大なる影響を与えてくださった方に
その方から与えて頂いたことのありがたみを手紙にして綴り届けた時のこと。
『 こんな手紙は初めてだわ。
私からあなたに、これを贈るわ 』
と、
とても貴重で高額な
ご本人や周りの方にとっても価値の高いものを
私に贈りたいと与えて下さったのです。。
ただただ驚いて
現実のことかと認識するのに
何かで確認したくなるほど、夢のようでした。
(物の価値で言うと、ついさっきまで憧れていたあの高級なブレスレットの10倍は超えるものでした)
あの時は本当に足が宙に浮いていたと思い返しています。
予想もできずに突然与えられることって
とても恐れ多くて、
なんとお礼をお伝えしていいのかわからないのです。
その場に必要な
完璧なお礼を言うことよりも、
行動で示して
恩返しをすることが必要なように感じました。
与えて下さったお気持ちに
なにか返せるものがあるのならば、
自分の持つ力をひらかせて、
自分がもっと人としての魅力を開いて
目で見てわかるくらいに自分を生かすことができた時、それが恩返しとなるのかもしれないと肌で感じたのです。
今はまだスタートラインにやっと立てたばかりだけど、びっくりするようなお顔になるくらい
わたし自身が輝いてご恩返しをしたい。
そんな風に思わせてくださる方こそ、
自分の才能をひらかせてくれる
人生のキーパーソンだと想う。
春の色たちは、
身につける人に希望を感じさせてくれる。
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