協会所有の不動産が次々と売却されているようです。
アメリカ、ニューヨーク州ランキンス、トンプキンス郡ランシング
にある王国農場、ギレアデ宣教学校が2014年10月、売りに出されました。
農地は528エーカー。売却額は300万ドルです。
これは、地元の農家が買えるような金額ではありません。
ランシングの相場は1エーカーあたり3000ドル未満です。
この農場は1935年より、ものみの塔が所有していました。

この土地が宅地造成業者により買い占められ、環境が変化してしまうのではないか、
と地元住民は心配しています。




ギレアデ学校を含む農場が売却されることを伝えるウェブサイト
http://jehovahswitnessreport.com/blog/lansing-community-relieved-as-watchtower-farm-sold

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協会資産(農場、ギレアデ宣教学校)が売りに出されていることを告知するHP
http://www.farmandranch.com/property/kingdom-farm

売却希望額は約3億1000万円。
建物の内装の豪華さ、保存状態が
きわめて良く、メンテナンスが行き届いている、
などの記載がある。

2007年5月ものみの塔の代表者ニコラスシュワルツ、ダニエルライスが役場を訪れました。そこで、ものみの塔農場を宅地開発したい、と申し出たのです。
計画は、アパート、高齢者用住居など、500世帯新設。南部に高層ビル、北部に
独身寮などを建設する、というものです。


地元の新聞ランシングスター紙が2014年10月に伝えた所によると、農場きわめて
高額な値段で売りにだされたそうです。売却の目的は、農場を宅地に変えて、大きな売却益を得るだめだと言われています。
ものみの塔代表者2名が市役所を訪れ、市にお金を寄付する見返りに、農場に下水道を作る許可をだしてほしい、と言ってきました。
下水道を作るのは、農場を宅地に造成して高額で売りさばきたいからです。

地元の農業関係者、酪農関係者は、環境に重大な影響があるとして、土地が農地として
引き続き使用されることを望んでいます。

しかし、売りに出されている値段が相場の倍額にちかい値段であるため、買うことが
できません。
関係者は、町が王国農場を買い取って、宅地造成を阻止すことを願っています。


2014年10月に売りに出された
「王国農場」とギレアデ宣教学校施設






町の農業関係者が、ものみの塔の資産売却に関して強い不快感を表明



前町議会委員で、農業計画委員ウィルコックス氏は2014年10月、ものみの塔協会が売却する農地について不当に高い値段をつけているのが嘆かわしい、と強い不快感を示した。
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