訪問りがとうございます!

パンツの教室のじま なみです。

 

 

今日はね、

忘れられない人を紹介させてください。

 


私は元外科の看護師です。

 

 

これはまだ私が初めての子を妊娠し
大きなお腹を抱えて夜勤をしていた...

10年以上前のお話。

 

 

 

ある30歳位の若くて綺麗な女性が
入院して来ました。

 

 

本当に明るくて、穏やかで、控えめで、
美人で、こんな人世の中にいるんだなぁ。。。

そんなオーラをまとった女性。

 

 


でも、入院して来た瞬間、
あっ。。。何かダメな感じがする。。

一目見て、彼女のファンとなった私は
胸のざわつきが。。。

 

 

 

どうか当たりませんように。
そんな願いを込めてDr.に病名を聞きました。

 

 


癌でした。

 

 

しかも、学会誌にのってしまうくらいの
希な癌。

 

 

予後も不良で
余命2ヶ月と宣告を受けた彼女。

 

 

結婚してまだ半年。

 

 

彼女は私のお腹の子供をさすりながら

 

 

『洗濯機も、炊飯器も買ったばかり。
だけど12歳上の旦那は
わたしがいなくなって
あれを使いこなせるかしら?

 

 

何より悲しいのはね、
死ぬことより、
あの人の子供を産めなかったこと。

 

 

のじまさんは
この赤ちゃん幸せにしてね。』

 

 

そんな風に、
笑顔で語りかけてくれたんです。

 

 

お腹の赤ちゃんを見せることは
彼女を悲しませないか?

 

 

傷つけないか?

 

 

看護師として関わらないという選択肢はできないし。。。

 

 

何度も悩んで、

正直に彼女に打ち明けました。

 

 

『私がお世話をして嫌じゃないですか?』

 

 

彼女はびっくりしながら

 

 

『そんな事ない!
わたしができない体験を
疑似体験させてくれて、ありがとう。

 

 

あなたのおかげで、
毎日死と向き合うんじゃなくて
今を、感じていられるの。

 

 

赤ちゃんってそれだけで
生命に満ち溢れてるよね。

 

 

あなたのお腹に触ると
1日命をつなぎとめれる、、、
そんな気持ちになれるの。』

 

 

二人で泣き笑いした、数日後、

彼女は歩けなくなりました。

 

 

3週間後
ご飯が食べれなくなりました。

 

 

話すことも辛く
痛みに綺麗な顔がゆがむたび
背中をさするとしかできない。

 

 

こんな若い人がなぜ?
こんな優しい人がなぜ?
こんな未来ある人がなぜ?

 

 

彼女の前では見せませんでしたが
休憩室で何度もなきました。

 

 

そんなある日。
産休に入る最後の夜勤のとき。

 

 

彼女に挨拶にいきました。
今日で産休に、入ること。

 


彼女に一日でも長く生きて欲しいこと。

 


出会えたことに感謝していること。

沢山、沢山お礼を伝えお別れをすると、
そっと一冊の本を渡された。

 

 

『うさこちゃんが泣いた日』

 


絵本作家希望だった彼女が書いた
最初で最後の本。

 


余命宣告を受け、
ご主人様が自費出版したものでした。

人とちがう赤い目をして、
泣いていたうさこちゃん。

 


周りのキリンや馬やリスは
なんで泣いているのか分からない。

 


湖の女神様が
泣いている理由を尋ね、
こんなステキなアドバイスをくれた。

 

 

『うさこちゃんの赤い目こそ
最高の魅力でチャームポイントよ』

 

 

うさこちゃんは信じられず
他の動物にも聞いて見た。

 


『私の赤い目は変じゃない?』

 

 

動物たちは口々に
自分にもコンプレックスはあるけれど
それが自分の魅力だよ!

 


そんな風に教えてくれた。

 

 


うさこちゃんはそれから
目を隠すことも、泣くこともなく、

トレードマークの赤い目と同じ
赤いリボンを耳につけ
楽しく暮らしましたとさ。

 


こんなお話。

 


そして
最後のページに一言。

 

 

『あなたと出会えて、あなたの笑顔に励まされ、

最後まで諦めることなく生きられた。

いい人生を歩んでね』

 

 


そんな風に綴られていたメッセージを読んで
家で心の底から神様にお願いした。

 

 


最後を看取ることができなかった彼女が
どうか痛みなく、最後を迎えられますように。

 


あの人が、どうか

一日でも長く大好きなご主人と一緒に過ごせますように。

 


彼女はわたしが産休に入った1ヶ月後に亡くなった。

 

 


今も手元に残っている
あの絵本。

娘たちに読み聞かせをするたびに、
こんな素敵な女性がいたことを。

 


コンプレックスも最大の魅力になることを。

 


そして、
命には終わりがあることを
娘達に話しています。

 

 

娘達にはただ
笑って、楽しく、
自分の道を歩いて欲しい。

 

 

子育ての正解は

 

 

生きてることは素晴らしい。

 

あなたはそこにいるだけで価値がある。

 

 

子供たちにそのことを
知ってもらうことではいでしょうか?

 

 

親として、それだけは伝えていきたいと
この本を読むたびに感じずにはいられません。

 

 

 

出会えたことに感謝して。

 

 

ありがとう。

 

 

どうかこの思い、

天国の彼女にとどきますように。。。

 

 


 

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