ソースコードは、Dev-C++でコンパイルして動作したものを載せています。
ですのでエラーが出ることはほとんど無いと思います。
もし出るとすると、「Boost」のincludeファイルが無いというエラーが出るかも。
分かる方もいらっしゃると思いますが、念のため回避方法も記載させてください。
【Boostファイルincludeの方法】
①DevC++もしくはwxDevC++を使用している場合
以下の記事を参考にインストールしてみてください。すぐできるので簡単です!
② VC++の場合
以下からインストーラをダウンロードします。簡単です!
http://www.boost-consulting.com/products/free
ダウンロードしてインストールしたら、boostフォルダだけVC++のincludeフォルダにコピーしましょう。
たいてい、「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC\include」にあります。
ライブラリ(.lib)などは必要に応じてプロジェクトにリンクしましょう。
③上記以外の場合
1.以下の場所からBoostの最新版ファイルをダウンロードします。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=7586&package_id=8041&release_id=587936
もしくは、
ダウンロードはつながりにくいのもあって、そこそこ時間が掛かります。
2.ダウンロードしたらZIPを解凍します。
3.コンパイラのincludeフォルダに、解凍したBoostの「boost」ディレクトリをコピーします。
コンパイラはデフォルトで標準ライブラリのincludeの場所をもっているのでそこにコピーすれば
使用できます。
もしくは、コンパイラオプションでincludeのディレクトリにboostのディレクトリを追加します。
4.文字化け対策をします。
Boost(Ver1.33)のファイルの一部は何故か変な文字が入っていて、コンパイルエラーを起こします。
対処方法は、以下の記事の最後の方に書いています。最新版のBoost(1.35)では大丈夫!。
【補足】
インターネットでBoostを検索すると、「コンパイルが必要」と書かれていて、とても大変そうに見えます。
でも、実際にはコンパイルが必要な機能は正規表現のような重いもののみです。
コンパイルなしで使用できるものがたくさんあるんです!
ここで扱うソースではBoostを多用していますが、コンパイルが必要なものは使用していません。
ですので、わりとすぐ遊べると思います
参考:
boostとは?