皆さん、こんにちは。
先日のパーティで
突然、代読を
頼まれました。
それは、今日の日を
1番楽しみにしていた
新婦お母様からの
お手紙・・・
今朝の今まで
来る気満々だったお母様。
持病の悪化で
あえなく欠席に・・・
そんなお母様が
手書きで書かれた
大切なお手紙を、
新婦に内緒で
託された私・・・
責任重大です
司会者の
3大禁止事項は
泣かない、走らない
大声ださない。
これは、大変・・・
いざ、そのシーン。
上司の皆さんは
既に酔っ払って
なかなか
お席に座りません・・・
お二人の廻りは
お写真撮りたい隊が
ワンサカ・・・
でも、ココは
絶対に、聴いて
もらわなければ・・・
何とか、皆さまの
ご協力のもと
ご着席頂き、
お母様からの
お手紙である事を
告げて・・・代読。
『○○ちゃん、今日は
結婚式に行けなくて
ごめんね。』
ヤバイ・・・
私が、泣きそう・・・
でも、その瞬間、
あの言葉が
脳裏を横切りました
『本当にうまい役者は
すぐに涙を
流せる人じゃない。
自分は涙を流さずに、
見ている人の
涙を流せる人だ。』
私の尊敬する
監督さんの言葉
そうでした・・・。
私が泣いている場合では
ありません・・・
しっかり、伝えねば・・・
ひと呼吸置いてから、
しっとりと、でも
力強く、読みました・・・。
すべての人が
泣いてました
いつもは、クールな
キャプテンまでも・・・。
お披楽喜後に
お父様にお礼を
言われました。
『あの手紙
今朝書いたんだよ。
今日の今日まで、
来るつもりだったから・・・。
読んでくれて、
本当にありがとう。』
号泣・・・
お人の命の時間や
家族の辛い瞬間に
立ち会う場面があります。
でも、それも、結婚式
だからこそ、
このお仕事は
やりがいがあるし、
その人の想いを
ちゃんと届けようと
いつも、いつも
思っています
お母様が、早く
良くなる事を
お祈りし・・・
では、皆様
今日も素敵な1日を~
ななこ