12月のいろいろ
1月の舞台、「同窓会ディスコ」の稽古をしているうちにクリスマスがやってきて、いたるところから年末のムードが漂って、みんな東京から離れていってしまってさみしいです。そんなわたしも今夜帰ろうと、朝から大そうじをして荷造りを済ませてきました。
近況をまとめようとしていた
書き途中のブログを見つけたので
鮮度は無いけど、更新します。
ずーっと気になってるのにどんどん混むのでタイミングつかめずにいた怖い絵展を、張り切って朝から観に行った。上野の森美術館へ。
化粧もせずすっかり気を抜いたまま
おにぎりを食べながら並び、オーディオガイドに耳を傾けながらたくさんの人でおしくらまんじゅうの会場を立ち尽くし(歩けない)目を細めながら解説を読んでは遠くにちらつく小さな小さな絵を凝視して、想像通りにくたくたの充実。
かなり面白かったので吉田羊さんのナレーションを何度も何度も聞いて、図録も買って大満足。だけど知り合いにたくさん会ってしまいかなり恥ずかしかった。内心ハッピーだけど本日の自分の見た目コンディションがどうも。こんな面白い催しならたくさんの人人人のなかに知り合いも含まれているんだった。最高に気を抜いた瞬間が10年ぶりの再会になってしまったりもする...人混みに友達も混ざってる可能性、忘れがち。
以下、12月に観た演劇を!
FunIQのかけ算×モラル(犬と串)
「パン屋爆発」
パン屋がまさか本当に爆発するとは思わなかったし、ひさびさに舞台上で見た友達の津賀保乃も爆発的だった。そしてFunIQはすごい。FunIQのかけ算というこの超絶ロング企画、色とりどりの作品のなかで走り続けたふたり、かっこいいです。どうにかDVDBOXにしてもらって全編観たい。全員に尊敬の眼差し。
ろりえ「桃テント」
とんでもなく楽しい演劇体験だった。今年このタイミングで見るのにもってこいの感度びんびんでみんなラブリーで笑えて愛だった。人を幸せにするなぁ...なんとなく誘ってみた友達の熊木翔(初舞台稽古中)も帰り道とてもポジティブになっていたような気がする。鈴木研ちゃんと岡野康弘さんのコラボも個人的胸熱だったし、やはり岡野さんという俳優さんはいつ見てもスターだった。岡野さんはいつも舞台にいて、たとえ触れても決して触れられない感じ。
岡野さんが出ていたNHKの「ちょい☆ドラ」もすっごい面白かったので録画で3度見しました。笑
3月に舞台で共演するエリザベス・マリーちゃんも出ててこれも私得。
城山羊の会「相談者たち」
信頼できる人たちの口から本当によく聞かされていたものの、いつも満席だったり時間が合わなかったりでチケットがとれなかったので、何年越しかの念願の、城山羊の会でした。少女ミウで親子だった、安澤千草さん出演。始まりの挨拶からグーっと引き寄せられたまま、息を潜めて切なくなったり笑いを堪えたりそっと見守る...今後、城山羊の会、なるべく見逃さないようにしたいと心に誓って脚本購入。色んな役者さんや劇団に繋がって出会えるのも演劇鑑賞のたのしいところです。あぁおもしろかった!
それから、城山羊の会良かったよ、と未見の人に話すとやっぱり、それよく聞くと言われる。噂は確かでした。
紛争地域から生まれた演劇シリーズ
「朝のライラック」
あと12月映画館で観たものもさくっと。
浅草のパン屋さん、ペリカンのドキュメント。ペリカンファンとしてはマストの一本。地味な作業を変わらずに、長く長く、毎日を積み重ねることの難しさ...言葉いらない。ペリカンのパンが食べたいに尽きます。大好き。
今年みた邦画のなかでも最高といいたい...優ちゃん。しばらくため息がとまりませんでした。
稽古場では共演中の野呂佳代さん(右)といっしょに、LINEをやっていなかった屋良学さん(中央)にLINE指導をしてます。屋良さんのラインデビューを祝ってスタンプをプレゼントしました。
年が明けたらまたすぐ稽古です。
本番は1/17〜21 下北沢シアター711。
スズナリの隣のちいさな劇場です。初めての劇場なのでちょっと楽しみ。
久しぶりのコメディで難しくって、いやなんだって難しいんだけど、日々、悩みながら色々やっています。来月は下北沢。「同窓会ディスコ」であいましょう。