459で一番の街M山。
O街道というメインのアーケードを中心に、少し歩けば駅や飲み屋街もあり分かりやすい。田舎である459では唯一と言ってもいい程夜の街も賑わいを見せる。
女の子の反応もイイし、すれてないカワイイ子も沢山いる。全国いろんな都市へ旅するなお吉の中でも有数のナンパ街と断言出来るであろう。今では若手ナンパ師達も増えてきて、459の中心は間違いなくM山だ。
そんなM山を今ではホームのような感覚で相性の良さを見せるなお吉も、初めてこの街をナンパで訪れたのは第1回の459ナンパ祭りの時。結果は3連れ出しで坊主という悔しい結果。そのリベンジを果たすべく、1919会の会長である誠二さんとコンビで出撃した時も、3連れ出しの坊主で返り討ちにあった。
田舎特有の固さなのか。
いや…
単純に実力不足。
2016年6月某日
3度目の正直を誓ってソロ出撃。
さぁ…19ぜ!!
仕事でM山を訪れた為、ようやく街へ出撃出来たのは20時をまわった頃。この日は平日にも関わらず、まずまずの盛り上がりだったように思う。
それにしても…お腹がすいた。
まずは腹ごしらえをしようと街をブラつき始める。目指すは牛丼屋。けいし君にも負けないぐらい、なお吉は牛丼愛で溢れている。
O街道の牛丼屋へ入る直前1人の女の子とすれ違った。手には沢山の荷物を持っているが、ドコかを目指しているような雰囲気も無くヒマそうに見える。
そう思った瞬間にUターン。
「やっぱM山と言えば牛丼だよね!」
「そうなんですか?」
「だってそこに2件もあるじゃん」
「ドコにでもあるでしょ(笑)」
「オレ…〇〇〇しか食べた事無いw」
「(笑)」
難なくオープンからの牛丼屋連れ出し。その後コンビニでお酒を買いテルーホin。
所要時間30分。
コスパ1コイン。
最高ぢゃねーか!
まるで今までの苦労が嘘だったかのように上手くいった。やはりナンパには運が必要だ。今思えばあまりにeasy過ぎて冷静さを失い調子に乗ってしまっていたかも。ホテルへ入ってからもノーグダ。
M山遂に性覇☆
ピロートークを交えながらベッドで横になっていると眠気が襲ってきた。時間は1時が来ようとしていて、次の日も仕事だからサスガに寝たい。彼女が泊まりたいというで一緒に眠る事にした。
2時。
「まだ寝ないの?」
「なかなか寝つけなくて…」
3時。
「何してるの?」
「寝れないからゲームしてる」
4時。
…
5時。
…
…
なかなか寝ようとしない彼女が気になりつつも、いつの間にか眠ってしまっていたようだ。気がつけばそこに彼女の姿は無かった。
脱ぎっぱなしだった服が綺麗にたたまれていた。机の上には「今日はありがとう」と書き残された手紙。なにか胸騒ぎがする。
彼女の不審な行動から、出張用のカバンの一番奥に潜ませていた財布を取り出した。そこには1コインしか使っていなかったハズの財布から3諭吉が逝かれている。
呆然と立ち尽くす。
くそがぁ!!!
あの手紙には一言抜けていたようだ。
「今日は(お金を)ありがとう」
って事か…。
思わず財布を投げつけてしまった。なぜあそこで寝てしまったんだ。即って調子に乗ってしまっていた自分が腹立たしいし自業自得。怒りの矛先を向ける場所も無く、再び眠りにはつけなかった。
3諭吉は逝かれても、4英世はそのまま。
これが彼女の残した最後の優しさ。
なんてイイ子…
なわけあるかぁ!!
はい。高い勉強代を支払いました。いつか必ずM山で見つけ出してやろうと、ナンパと平行して探してます。
だからと言って…
M山の事嫌いにならないで下さい(笑)
3度目の正直で一応結果を残したなお吉。4度目のM山を訪れたのはド平日の月曜日。怒りのソロストを決行したのであった。
M山遠征・後編へ続く。
O街道というメインのアーケードを中心に、少し歩けば駅や飲み屋街もあり分かりやすい。田舎である459では唯一と言ってもいい程夜の街も賑わいを見せる。
女の子の反応もイイし、すれてないカワイイ子も沢山いる。全国いろんな都市へ旅するなお吉の中でも有数のナンパ街と断言出来るであろう。今では若手ナンパ師達も増えてきて、459の中心は間違いなくM山だ。
そんなM山を今ではホームのような感覚で相性の良さを見せるなお吉も、初めてこの街をナンパで訪れたのは第1回の459ナンパ祭りの時。結果は3連れ出しで坊主という悔しい結果。そのリベンジを果たすべく、1919会の会長である誠二さんとコンビで出撃した時も、3連れ出しの坊主で返り討ちにあった。
田舎特有の固さなのか。
いや…
単純に実力不足。
2016年6月某日
3度目の正直を誓ってソロ出撃。
さぁ…19ぜ!!
仕事でM山を訪れた為、ようやく街へ出撃出来たのは20時をまわった頃。この日は平日にも関わらず、まずまずの盛り上がりだったように思う。
それにしても…お腹がすいた。
まずは腹ごしらえをしようと街をブラつき始める。目指すは牛丼屋。けいし君にも負けないぐらい、なお吉は牛丼愛で溢れている。
O街道の牛丼屋へ入る直前1人の女の子とすれ違った。手には沢山の荷物を持っているが、ドコかを目指しているような雰囲気も無くヒマそうに見える。
そう思った瞬間にUターン。
「やっぱM山と言えば牛丼だよね!」
「そうなんですか?」
「だってそこに2件もあるじゃん」
「ドコにでもあるでしょ(笑)」
「オレ…〇〇〇しか食べた事無いw」
「(笑)」
難なくオープンからの牛丼屋連れ出し。その後コンビニでお酒を買いテルーホin。
所要時間30分。
コスパ1コイン。
最高ぢゃねーか!
まるで今までの苦労が嘘だったかのように上手くいった。やはりナンパには運が必要だ。今思えばあまりにeasy過ぎて冷静さを失い調子に乗ってしまっていたかも。ホテルへ入ってからもノーグダ。
M山遂に性覇☆
ピロートークを交えながらベッドで横になっていると眠気が襲ってきた。時間は1時が来ようとしていて、次の日も仕事だからサスガに寝たい。彼女が泊まりたいというで一緒に眠る事にした。
2時。
「まだ寝ないの?」
「なかなか寝つけなくて…」
3時。
「何してるの?」
「寝れないからゲームしてる」
4時。
…
5時。
…
…
なかなか寝ようとしない彼女が気になりつつも、いつの間にか眠ってしまっていたようだ。気がつけばそこに彼女の姿は無かった。
脱ぎっぱなしだった服が綺麗にたたまれていた。机の上には「今日はありがとう」と書き残された手紙。なにか胸騒ぎがする。
彼女の不審な行動から、出張用のカバンの一番奥に潜ませていた財布を取り出した。そこには1コインしか使っていなかったハズの財布から3諭吉が逝かれている。
呆然と立ち尽くす。
くそがぁ!!!
あの手紙には一言抜けていたようだ。
「今日は(お金を)ありがとう」
って事か…。
思わず財布を投げつけてしまった。なぜあそこで寝てしまったんだ。即って調子に乗ってしまっていた自分が腹立たしいし自業自得。怒りの矛先を向ける場所も無く、再び眠りにはつけなかった。
3諭吉は逝かれても、4英世はそのまま。
これが彼女の残した最後の優しさ。
なんてイイ子…
なわけあるかぁ!!
はい。高い勉強代を支払いました。いつか必ずM山で見つけ出してやろうと、ナンパと平行して探してます。
だからと言って…
M山の事嫌いにならないで下さい(笑)
3度目の正直で一応結果を残したなお吉。4度目のM山を訪れたのはド平日の月曜日。怒りのソロストを決行したのであった。
M山遠征・後編へ続く。