チュニジア旅行記 ２００６／７／１４～７／２２
７／１７ （１）
今日は楽しみにしていた観光列車 『レザールージュ』 の
乗車から観光がスタート。
今日から数日間砂漠地帯を走るので、車が４ＷＤ車に
ドライバーもモロッコ人のムスタファに変更。
（この間ガサドのお仕事はお休み）
トズールの隣街にあるレザールージュ発着駅メトラウイ駅
からいよいよ列車に乗り込む。
【メトラウイ駅】
白壁・青扉のチュニジアンブルーのかわいい駅
レザールージュは赤いトカゲ、という意味。
赤い列車が山肌を縫ってクネクネとトカゲのように走る。
この列車は以前オスマン・トルコ時代の総督の列車だったので
内装もとっても豪華で１両ずつ全部内装が違う。
私たちはごく普通の車両に乗り込む。
車内には日本人は私たちしかいなく、いろんな人種が入り
混じっていて賑やかで楽しい雰囲気。
【レザールージュ 車内】
実は、写真右端の黄色いシャツはガサド。
（例のごとく）乗ってみたい、とのことなのでいっしょに観光。
結局毎日いっしょ・・
列車が発車してしばらくすると、荒々しく広大な景色が広がってくる。
私はダイナミックな景色が大好きなので、嬉しくて思わず席を立ち
一人連結部分で写真を撮りつづけた。（笑）
【レザールージュ 車窓の景色】
正しくは、車窓というより連結部分からの景色
でもこの列車はとても親切で、二度列車を停止し、列車を降りて
実際渓谷の中に立ち岩肌に触れ、写真を撮る時間が設けられている。
【レザールージュ 写真タイム（１回目）】
降車してから気をつけて歩かないと崖の下に滑り落ちちゃう・・
なんなんだ、この岩は・・。
こんな場所に降り立ち写真が撮れるなんて
海外でしか出来ない経験。
【レザールージュ 写真タイム（２回目）】
誰でも上手く撮れるシャッターポイント！
一つの岩がこんなに大きい。
でもこれよりはるかに大きい岩がたくさんある。
トンネルをいくつもくぐり（トンネルは岩をくりぬいて作られたもの）
約５０分程で列車は折り返し地点のセルジャ駅に到着。
私たちはこのセルジャ駅で下車し、ここで待っていた４ＷＤに
乗り換え、次の観光地ミデスへ向かう。
あっという間の乗車時間だったけれど「レザールージュ」の旅は
見ごたえがあり想像通りすごくよかった。
チュニジアに行ったら是非体験すべき観光。
大人が身を乗り出して景色を楽しんでいる。
好きだな～、こういう雰囲気。。