チュニジア旅行記 2006/7/14~7/22
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絶景列車レザールージュを下車して1時間ほど車を走らせると
アルジェリアとの国境の村『ミデス』に到着。
ミデスの村はバルコニーオアシスと言われていて、切り立った
渓谷の上にある。渓谷の山肌はいくつも層が重なっていて
太古からの時の流れを感じさせる。
ここミデスは、映画「イングリッシュ・ペイシェント」が撮影され
有名な地となった。
谷はゾッとするほど深く、高いところが苦手な私は柵もなにも
ない谷をちゃんと覗くことはできなかった。
ガサドはあと一歩踏み出すと谷底、というギリギリのところに
立っていて、見ているだけで恐かった。
【ミデス バルコニーオアシス】
この谷は隣国アルジェリアに続いていて、アルジェリアで
大雨が降ると(ミデスは晴れていても)水が流れてくると
いうから危険な谷。
1969年、3週間も雨が続き洪水で村は流されてしまった。
多くの人は新村に移り住んだが、今でも旧村に150人の人が住む。
ミデスから10分ほど車を走らせ『タメルザ』へ。
「タメルザ・パラス」という高級ホテルで昼食。
荒涼とした地に建つホテルの下にはベルベル人の旧村が眺められる。
ホテルは素敵だが、周りは荒涼とした景色が広がる。
ではここで、初!チュニジアの料理をちょこっと紹介。
訪れる季節によって違うのだろうけど、基本的な味付けは
トマト味+多くのスパイス(香辛料)味。
私はトマトとジャガイモがすご~く美味しく感じた。
トマトは素朴な感じで皮がかたいのだけど甘くて美味しい。
フルーツ(スイカ・メロン)も甘くて美味しかった。
暑い国だから甘くて美味しいのかな。
野菜と鶏肉のトマト煮込み。
一番上はピーマン。でか~い!
(大きさがわかるようにキレイに並べてみた。)
ノンビリと昼食を食べ、時刻は14時。
一番暑~い時間の砂漠の観光はまだまだ続く。。