チュニジア旅行記 2006/7/14~7/22
7/18 (5)
他では体験出来ない、楽しみにしていたテントホテルの宿泊。
ロビーでワクワクしながら、ポーターを待つ。
しばらくするとポーターが現れ、部屋に案内される。
ロビーを抜け、いったん建物の外に。
外には整備された石畳の道があり、その道の左右には
ナツメヤシが植えられ、食堂とプールがある。
本当に砂漠の真ん中なの?と思えるくらい充実したホテル。
【ホテルパンシー・キャンプ (左:ロビー外観 右:プール)】
石畳の道を歩き終えると砂の道になり、砂の道の周囲に
60棟ものテント型のホテルが一面に広がる。
外観は、少し頑丈そうな布張りのテント。
【テント 外観】
テントの中に入ると、広々としていて、エアコンもあるし、トイレも
シャワーもあるし(タオルとシャンプー類もあり)とても快適。
何よりも雰囲気がGood!
【テント 室内】
夕食まで時間があるので、とりあえず身体中についた砂汚れを
落とすためシャワーを浴びる。
(耳も口もジャリジャリしていて運動会の後みたいな感じだった)
シャワーの勢いは悪かったけど、二人が浴び終えるまでちゃんと
お湯が出ていたから、砂漠の真ん中だしこれくらいは良しとしようっ!
シャワーを浴びスッキリしたので、ノンビリと部屋で読書TIME。
周囲には物音一つしない。
エアコンのきいた涼しい部屋で二人で黙々と読書。
すると突然「カチッ」という音がして部屋が薄暗くなる。
その後、「シュンシュンシュン・・シュン・・」とエアコンが止まる。
「あれ?ブレーカー落ちちゃった?まぁ、いいか~」と二人とも
あまり気にせずテントの入り口を少し開け日の光で読書を続ける。
でもまだ日が落ちていないこともあり段々暑くなってくる。
さすがに・・、「暑いね、ブレーカー見に行ってみようか?」となり、
テントの外に出てみる。
テントの周りを歩き回ってみたが、よくわからない。
でも、歩き回ったことで(テントの)いろんな発見をした☆
【テント 外観】
ロビーからテント前までスーツケースを引きずってきた跡が・・。
どこに客が宿泊しているかバレバレ。
でも治安がいいから問題ないのだけどね。 ┐(^▽^;)┌
【テント 部屋の鍵?】
この鍵も治安の良さの象徴!?
擦り切れて1mmくらいになっている紐もある。
意味ないじゃん!
薄暗い部屋にいてもしょうがないから、ホテルの展望台から
夕日が沈むのを見て、夕食に行くことにした。
展望台に登るとやはりここは砂漠の真ん中なのだ、と感じる。
テントホテルのすぐ後ろには延々と砂漠が広がっている。
【展望台からの景色】
「砂漠に沈む夕日を見に行くツアー」の観光客。
もちろん観光客目当ての馬も走っていた。(笑)
もうすぐ日の入り。。
この写真(クリックして拡大)にもロビーからテント前まで
スーツケースを引きずってきた跡がくっきりと・・。
夕日をじっくりと見ることが最近ないから知らなかったが、
夕日は赤くなって沈みはじめると「アッ」と言う間に沈んでしまう。
それまではすごく時間がかかった(気がする)のに。
そして沈むとあっという間に空は暗くなる。
毎晩、時間を気にせず食べられる夕食は、一日を振り返り
反省会?となる。この日の夕食はアサドと私二人だけだった
ので、いつも以上に盛り上がった。
笑い過ぎて食事が全然進まなかった。 (;´▽`A``
食事を終え、外に出ると真っ暗。
ホテルに明かりはあるけれど、砂漠の広さにはかなわない。
空を見るとありえないくらいのものすごい数の星が輝いていた。
ちょっと気持ち悪いくらい星が見え過ぎて感動的では・・なかった。
砂漠でラクダに揺られ、沈む夕日を見て、満点の星空を見て、
大笑いして、大自然の中で幸せを感じながら今日は眠りにつく。。