ルーマニア旅行記 2007/9/15~9/24(25)


9/17(1)

2日目の観光は昨夜の宿泊地でもあるブラショフからスタート。

首都のブカレストから約180km。

だいぶ北上してきたせいか寒ーい!


brasov1

ホテルの部屋からの景色。

写真左側の山頂に「BRASOV」という文字が。(見えるかな?)


朝は寒いが、早く目覚めてしまったし

一人だから朝食もさっさと食べ終わってしまうし・・で

ホテルの部屋にいてもヒマなので(落ち着きない?)

朝のブラショフの街を少し散歩してみることにした。


brasov2

まだ朝早いので観光客の姿は見当たらない。

街行く人も掃除をしていたり、通勤途中なのか早歩き。


私はの~んびりと街を30分ほど散策してホテルに戻り

再びツアーメンバーとブラショフの街の観光へ。


ブラショフはドイツ語の「クロンシュタット」という街を持つ。

13世紀初頭、この街にザクセン系のドイツ人が移り住み

次々と美しい教会や住居を建てていった。

当時この街は、現在も残る強固な城壁に守られていて

ルーマニア人は城壁の外、スケイ地区に住まわされた。


brasov6

以前は城壁内側のドイツ人居住区と

外側のルーマニア人居住区を隔てていた『スケイ門』


現在は、ドイツ人が建てた旧市街に日本でも見かける

ファーストフード店やブランドショップなど様々なお店が

建ち並んでいる。


brasov8

着ぶくれてて寒そうな私・・


さほど高さのない可愛らしい建物と石畳の道が

とてもいい雰囲気で、ぷらぷら歩いているだけで楽しい。


brasov3

旧市街の中心地、『スファトゥルイ広場』


の広場の中心に

1420年創建、高さ60mの旧市庁舎が建っている。

・・のだが、写真撮り忘れちゃった。。


brasov4 kuronokyoukai

広場南側に建つブラショフのシンボルでもある

『黒の教会』 (写真中央)


1689年に大火災にあい、外側の壁が黒く焼け

焦げてしまったことからこう呼ばれるようになった。

外側は煤で黒いが内部は広く(白く?)厳かな雰囲気。

1839年にベルリンで作られた4000本のパイプを使った

パイプオルガンがあり、現在も週に3回奏でられている。


brasov5

ルーマニア正教の『聖ニコラエ教会』。

現在の石造りに建てかえられたのは1495年。

古い建物だけど美しく保存されている。


brasov9

トゥンパ山から見下ろすブラショフの街。

(ルーマニア観光局HPより)


私たちはトゥンパ山には登らなかったのだけど
ロープウェーに乗って山の上から
この景色を

見てみたかったなー。