一ヶ月ちょっとかかりましたが

無事退院してきました。

 

入院してからの2週間は

糖尿病の各臓器や合併症の検査が立て続き

結構忙しかったです。

 

インスリンを出す唯一の臓器

膵臓の検査もして、多少疲れてるけど

インスリンは出せる状態だったことが分かりました。

それで痩せると噂され

太っている人の痩身目的で活用されていて

糖尿病患者になかなか回ってこない

GLP-1受容体作動薬を試すことになりました(ビクトーザ)。

結局これは一週間使ってみて

効き目が良くないので

中止になりましたが。

でも一週間で2キロ痩せました。

 

腎臓は本来は60%の力で動いていることも分かりました。

e-GFRがいつも30くらいなので

気にはしていましたが。

カリウム制限は必要ないとのことでした。

24時間尿をため込む検査を

2日続けて行ないましたが

微量タンパクは検出されないし

尿量も十分で

特に問題はないとのことでした。

 

糖尿病の合併症として

気をつけなければいけないのが

心筋梗塞と脳梗塞です。

心臓の血管にプラークは確認されませんでしたが

左の頸動脈にプラークが発見されました。

このプラークが剥がれて脳の血管を詰まらせると

脳梗塞が起こります。

さっそく

コレステロール対策の薬が始まりました。

 

腎性貧血もひどいのでこの検査では

仰向けに寝ていて

立ち上がったときの血圧が

正常かどうか調べられました。

正常であるはずがなく

立っていられないほどではなかったですが

ふらつきがありました。

 

動脈硬化の程度も調べられました。

この検査はうつ伏せに寝て

足首とつま先に電極をつけられて

その間に電流を流します。

感電させられるので

とんでもなく痛いです。

検査結果は、動脈硬化は年より若く

全然進行していないとのことでした。

20年も糖尿病を患っていて

動脈硬化は気になっていたので

今回はっきり分かって良かったです。

 

10時と15時に1時間くらい

糖尿病について勉強会をします。

医師が話すこともあれば曜日によっては

薬剤師、栄養士、検査技師

運動療法士、ナースなどです。

研修医も糖尿病について話すこともありましたが

そんな時はYouTubeで見た最新の研究や

医学情報について質問しました。

 

GLP-1を打ってたときはそのことについてとか

また、細胞のミトコンドリアに働きかけて

そこでブドウ糖を燃やすように働きかける薬のこととか。

ミトコンドリア云々は

研修医は分かっていませんでしたが

指導医が「最近発表になった薬ですね」

と興味を示してくれたり

いつもお年寄り相手で話すだけだったのに

質問されるとみんなやる気になって

面白かったです。

 

でも20年糖尿病やってて

いろいろ知ってはいましたが

こんなにはっきりと系統づけられて

勉強したのって初めてでした。

ご飯食べる前に野菜から食べて

食物繊維を取り入れると

ご飯食べたときに血糖の上がり方が

なだらかになることが知れたのが

一番良かったです。

 

こんどから水溶性食物繊維摂るのに

イヌリンをネットで買おうかな?

 

と言うわけで退院してきましたので

明日から忘れてしまった

取り組んでいた曲を

再開したいと思います。

これ6級だけど大丈夫かな?