ブラックな自分をどう扱うか?
あなたは、自分の中にブラックな部分、ダークな一面があることを感じていますか?
・イヤなことをされた人を憎む気持ち。
・自分が欲しいものを持っている人間を、妬む気持ち。
・自分がやれないことをやっている人間に対する嫉妬。
・奪われた時の怒り。
・あの人のせいで私はこんなツラい羽目になった…という恨み。
・このままだとロクなことにならないんじゃないか、という消えない不安。
・あんな奴、不幸になればいいのに、痛い目に合えばいいのに、
死んでしまえばいいのに…という、相手を破滅させたいと思う衝動。
そういうブラック、或いはダークな部分というのは、誰にでもあります。
まーーーったくそういうものがないという人はいないんですよ^ ^
今、心の表に出て来ていなくても、何かきっかけがあれば誰でもブラックは出てきます。
「そんなの、イヤだ」
強い拒否を感じますか?
それとも、「そうか、私だけではないんだ」と安心しますか?
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たとえば、自分の家族や友達が、ブラック全開にしている姿を目の当たりした時、
あなたはどんな気持ちになるでしょう?
たとえば子どもが嫉妬丸出しにして、誰かお友達のことを「死ね~~」
とか言ってたとしたら(笑)
「そんなこと言うもんじゃないよ」
思わずたしなめてしまう…かも知れませんね。
夫が会社の上司にヒドイ扱いを受けて
「あいつめ~~恨んでやる~~」
と罵っていたら、
「小さい男」と心の中でドン引きしてしまう奥さんもいるのではないでしょうか?
そう。
自分以外の誰かのブラックを見るのさえストレスなんですから、
ましてや自分のブラックを認めるのは、相当にストレスなことなんです。
だから、いつの間にか自分のブラックに蓋をする。
なかったことにする。
でも、本当はなかったことにはなってないんですね。
怒り、恨み、妬みは感じている。
真っ黒クロスケで、存在しているのです。
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怒りや悲しみを感じるのがツライから、感じないようにしていると、
喜びも感じなくなる。
感情鈍麻になってしまうというお話は繰り返ししていますが、
感情というのは繋がっています。
繋がっているというか、ある意味セット。
同じものの裏と表みたいな関係性なんですね。
だから、ブラックがあるからホワイトがある。
闇があるから光わかる…という理屈になります。
ブラックを毛嫌いすると、欲しい世界も遠のいてしまうというシステムがあると思って下さい。
「芙蓉さんのブログの深い愛の世界に憧れます」
みたいなことを時々言われるのですが、
カウンセリングをする時は、思いっきりその方のブラックにも触れます。
深い愛の世界に触れたかったら、深い闇の世界を無視出来ないのです。
セットですから。
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汚い表現で申し訳ないですが、
ブラックな感情は排泄物と同じです(笑)
人間みんな出すでしょう?
介護士していた時思いました。
人間って、「死」の一瞬前まで、何かを食べて排泄する存在なんだな~って。
何もかも衰えて、死を迎える一日前まで、ちゃんとウンチするんですよ。
どんな人間でも、です。
生きている限り、ウンチするから、介護士がオムツを替える。
ウンチやだ~~と言っても、ムリ。
ウンチがちゃんと出るから、美味しく食事が出来るし、
何かを食べれば、ウンチは出る。
それをなるだけ人のご迷惑にならないように処理をして過ごせるのが、健康な状態ということになるでしょう。
ブラック感情も同じようなものとら考えて下さいね。
ウンチ見たくない、とお腹に溜め込んでいたら、
美味しいご飯が食べられなくなります。
美味しくご飯が食べたいんでしょ?
お腹、苦しいんでしょ?
カウンセリングでは、心の浣腸や摘便もさせて頂くことがあるんです。
スッキリした~と感じるか?
こんなウンチがお腹に溜まっていたなんて…と、認められなくて、吐き気がするか?
どっちにしろ、ウンチはウンチです。
※表現が汚くて、重ね重ねごめんなさい