今回は自然な音楽を表現する際とっても重要なダイナミクスをストリングスの打ち込みにおいて考えてみたいと思います。
今日はEASTWESTのSymphonic Orchestra Platinumの(4VL Sus Vib DXF)というヴァイオリンのパッチを使っています。すべてベロシティは80です。
シングルノートのクレッシェンドで表現の違いを比べてみたいと思います。
ノーマル : そのまま鳴らします。
⑴ CC1 : CC1(モジュレーションホイール)でクレッシェンド。
使用しているパッチではCC1をかけると弓の弾きの強さが変化しま す。数値が上がれば力強い音に。音量がただ大きくなるのではないの です。
⑵ CC11 : CC11(エクスプレッション)でクレッシェンド。ボリューム変化で す。
⑶ CC1 + CC 11 : ふたつのCCの合わせ技です。
⑷ CC1 + CC11 + CC7 : 前者にさらにトラックごとのボリュームを変化させます。
(5) オーディオ化してオートメーション : いったんオーディオに書き出してさらにボリュームを書き込みます。凄くはっきりダイナミクスがつくのがわかります。
けっこう微妙な違いかもしれませんが曲の中で追い込んでいくと抜群に曲の表現が豊かになりますよ♪ 使う音源によってかかる効果ややり方が変わることもありますが基本的には5つの掛け合わせで僕はダイナミクスをつけてます。(3)から(5)を使うケースが多いかな。